No.141 看護師の仕事内容と自身の健康管理
看護師は病院、クリニック、介護施設、保育所、学校、企業、個人宅(訪問介護)など、様々な場所で活躍しています。看護師というと女性のイメージがかなり強いのですが、年々男性の看護師も増えてきています。
また、60代以上の介護士さんも増え、かなり長く活躍できる仕事のひとつとされています。また急速に進む高齢化に対応するため、特定の医療行為については一定の条件のもと、医師の判断を待たずに看護師が行うための研修制度も開始されています。
そういうことで看護師の仕事の幅はますます広がりつつあります。そんな看護師はどのような仕事をしているのかを見ていきましょう。
看護師の仕事内容
看護師の主な仕事内容は、医師の診察・指示に基づいて、患者の診療を補助したり、患者が入院時の生活を過ごしやすいように日常生活の援助や介護を行うことです。そうすることで医師のカバーをすることや、患者に対して必要なことをする、患者に対応し援助、介護をしていく事が大切とされる福祉仕事の一つとされています。患者の安全第一に注意を見配りをしてくれ、体調チェックなどしっかりとしてくれます。
看護師の仕事は病棟、診療科目によって異なっていますが、主に下記のような業務を担当します。
主な看護師の仕事内容
- 血圧、体温、脈拍の測定(バイタルサインチェック)
- 巡回(ラウンド)
- 注射、点滴、採血
- 患者の移送
- 入院患者の食事、入浴、排泄の補助
- 入院患者の体位交換
- 入院患者のベッドメーキングなど身のまわりのお世話
- 担当患者のカルテ記録
- 看護師同士ミーティング
- 他職種とかカンファレンス
- 夜間のナースコール対応
- 手術の準備、執刀医へ器具を手渡しする業務(手術室看護師の場合)
こうやって仕事内容を見ていると、一般の人とかかわる看護業務以外の仕事が、結構あることがわかります。しかも交代制であるにしろ、こういった仕事を昼夜問わず行うためには、看護師自身の健康管理も万全でなければいけません。そういった部分も含めて看護師の仕事内容だといえます。
まとめ
看護師は担当によってする作業がやや違いますが、それぞれに頑張っています。病院の顔が医師らであれば、看護師たちはその土台で医療を支えています。医師の指示に従い、より良い援助、介護をしてくれます。病院などは看護師らがいないと成り立たないというほど、大切な存在だと思います。