No.24 ブランクがあっても大丈夫? 看護師が復職するポイント
結婚や子育てを機に看護の現場から遠ざかる看護師は多いです。
ですが、子育てがひと段落し、生活が落ち着いたことで復職を目指す看護師も最近では増えてきました。
復職を目指す看護師にとってやはり気になるのはブランクでしょう。
ここでは潜在看護師となった方に向けて、各種研修など復職支援制度を設けている病院などを利用することをオススメします。
ブランクありでも看護師が働ける職場は多い
医療の現場から離れてしまうと、現行の医療制度に合わせて働けるか不安を覚えがちです。
ブランクに悩む看護師がいる一方で、ブランクがあっても看護師を採用したい医療機関も増えています。
背景にあるのが看護師不足です。
介護施設における看護師の需要も増しているため、人材の確保が困難になっているからです。
そのため、募集の時点でブランクありの人材を歓迎している医療機関も少なくありません。
また介護施設や老人ホームなどでは実務経験よりも資格を持っていることが重要になります。
ブランクありでも看護師の復職は比較的容易になっており、自分の条件に合わせた求人も探しやすくなっているのです。
ブランクありの看護師のための研修制度も
ブランクありの看護師を歓迎するだけでなく、研修制度や柔軟な勤務体制で応える医療機関もあります。
研修期間があればブランクを取り戻すために集中できますし、勤務体制が柔軟であれば家庭との両立もしやすくなります。
看護師の中でも病棟勤務や夜勤があれば生活が不規則になりやすく、体力面でもきつい仕事が増えてきます。
そのため看護師が家庭との両立できるように、日勤のみやパートタイムなど短期間の労働を提案して、人材不足を解消しようとする医療機関も多いのです。
ただ職場が近いという理由で選ぶだけでなく、病院内の制度などを基準に復職し、勘を取り戻してからより近くの病院に転職するという方法もあります。
ブランクがあっても安心して働けるよう、工夫している職場は増えているのです。
また看護師不足解消のために行政も積極的な支援を行っており、復職セミナーなども開かれています。
結婚や出産でブランクを抱えてしまう看護師は多く、復職の際の悩みになりがちです。
しかし、看護師不足からブランクありでも看護師を歓迎する医療機関は増えており、支援制度を充実させている場合も多いのです。
家庭との両立を考えて短時間労働や日勤のみの勤務を受け入れる病院も珍しくなくなっており、働き方の幅も広がっています。
研修制度などを利用してブランクを解消したのちに、新たなキャリアを進むのも一つの方法で、ブランクありでも復職しやすい医療機関は増えているのです。