No.255 新人ナースに適した化粧のポイントとは
ナースとして働き始めると、学生の頃のような自由な化粧ではなく、患者さんに対して不快感を与えない化粧が求められます。今回は、新人ナース・看護師に適した化粧のポイントについて説明していきます。
やってはいけない化粧とは
初めに、NGとなる化粧を紹介します。複数の色を取り入れる・つけまつげやエクステンションを付ける・マスカラの重ね塗り・目元囲み・血色の悪いスッピン・艶々リップなどです。このような派手な化粧やノーメイクは、患者さんに不快感を与えてしまう可能性があり、看護師らしくないと捉えられることもあるので、控えたほうが良いでしょう。
眉毛について
それでは、看護師に適した化粧について紹介していきます。まずは、若くて健康的に見えるようにするために、眉毛をきちんと整える必要があります。眉毛はやや短めでストレートに少し太めに描くことがポイントとなります。
眉の形はその時々の流行りがあるので、必ずしもこのようにすべきであるというルールはありませんが、細く描くと老け顔に見えてしまうこともあるので気を付けましょう。
アイメイクについて
次に、アイメイクについて確認していきます。アイシャドーは、あまり目立たないブラウンや淡いピンクなど、肌馴染のある色を選ぶと良いでしょう。アイラインは目元をくっきりさせるため、しっかりと睫毛の隙間を埋めましょう。ナチュラルな仕上がりになるように心がけて下さい。
チークとリップについて
健康的に見せるには、チークの入れ方にも工夫が必要です。ポイントとしては、チークを頬の1番高い位置から耳に向けて水平に入れていくことです。また、リップについては、無臭でチークと同じ系統の色を選ぶとよいでしょう。ラメやパールが入ったものは、避けるようにしましょう。
ファンデーションの選び方について
ナチュラルな化粧をするには、まず化粧下地を付けた後に、リキッドファンデーションやクリームファンデーションを薄く付けると良いでしょう。そうすることで、色むらやくすみをカバーしつつ、素肌に近い仕上がりになります。
ナースに人気なファンデーションは、手軽に使えるパウダータイプです。粒子が細かくフィット感のあるパウダーファンデーションは、機能性も高いのでおすすめです。
体臭ケアについて
病院には、様々な症状を持った患者さんがいます。中には匂いに敏感な方もいます。そのため、看護師は香りの強い香水やコロンはNGです。体臭が気になるのであれば、きつくない香りの制汗剤などでケアをすると良いでしょう。普段から清潔にしておくことが大切です。
化粧直しのアイテムについて
長時間の勤務になると、化粧直しが必要になることもあります。そういう場合には、あぶらとり紙(紙おしろい)やパウダーファンデーション、それからリップなども用意しておきましょう。休憩時間には体を休めることも大切なので、手軽に使えるものを準備しておくと良いでしょう。
- ■まとめ
- ナース・看護師は、ナチュラルな化粧が基本です。患者さんに不快感を与えないように、自由な化粧は休日に楽しんで下さい。出勤前は少しでも睡眠を取っておきたいという方がほとんどでしょう。自分に合った手軽でナチュラルな化粧法を探してみて下さい。