No.272 ナースあるある!共通体験をコミュニケーションの潤滑油に
日夜人が健康であるために、治療・衛生管理・訪問におけるアフターケアなど様々な医療行為に励んでおられるナースの方々。そのナースの世界にも、そう言えばこんなことあるよね?そうそうあるあると言った事柄を今回は、ご紹介しコミュニケーションの潤滑油にして頂きたいと存じます。
様々な場面のナースあるある
◎「看護全般編」
- ナースは、土日や夜間に働いている方も多く日付の感覚が分からなくなります。夜勤などが多い日が続くと、えっ!もうそんなに経ったの?と日付感覚が分からなくなってしまうのです。
- 人の腕を見ると意識せずに血管を探してしまいます。過度になっている方などは、腕に触りたくなる。
- いつも胸ポケットに沢山の小物が入っている。
- 土日勤務のフルタイムの職場では、友達と休みが合わないことが多い。
- 夢で想像していた医師との恋愛はほぼありません。ゆっくり話している暇など無いのが現実です。
- 初任給が想像していた以上に高くて驚くことがあります。
◎「休日編」
- 平日の休みが多いです。
- DMという文字を見るとダイレクトメールではなく、糖尿病を思い浮かべます。
- ナースコールが聞こえたような気がして目が覚めてしまう。
- 土日勤務のフルタイムの職場では、友達と休みが合わないことが多い。
- 救急車のサイレンが耳に入ると、瞬時に反応してしまいます。
- 電話が鳴ると、職場からではないことを祈ります。
◎「ナース新人編」
- ご飯を食べるスピードが早くなる。
- ナースコールにもしもしと応答して思わず名乗ることがあります。
- 医療用語を間違ってしまう。
- ドクターの言葉が聞き取れなくて、聞き返す時に緊張します。
- ナースステーションでの立ち回り方が分からなくて、ウロウロすることがあります。
◎「夜勤と夜勤明け編」
- コーヒーや栄養ドリンクなど、カフェインを含む飲料が冷蔵庫に多くなります。
- 夜勤明けなのに遠出する体力お化けのスタッフがいます。
- 夜勤前は全く眠れないのに勤務の直前から眠くなる。
- 夜勤明けは不思議と眠くなりません。
◎「結婚生活編」
ナースのイメージ。いつも笑顔・癒し系・優しい対応など、さながら天使のようです。実際の結婚生活ではどうでしょうか。
- パートナーにちょっと体調悪いかもと言われたら、直ぐにバイタル測定。職場で接しているのは、生命に関わる患者さんです。37度台の熱で騒ぐパートナーには冷静に、まだ大丈夫よと。しかし、寝込んだ時の看病では凄く感謝されます。
- 妻の勤務表が謎の暗号だらけです。Jは準夜勤、Sは深夜勤、日は日勤、深9~15°は深夜勤9~15時まで勤務など医療機関によっては違いますが、理解できる方はそういません。
ここで紹介したナースあるあるは、ほんの一部です。
あるあるとは共通の体験
ナース同士のコミュニケーションに、この共通体験を用いて互いの意思疎通を図ってほしいと思います。人は同じものに親近感を抱きます。異なることから話しをするより、共通のことから話をする方が、遥かに好感や安心感を相手に与えるものです。
「あるある体験」を活用して、ナース同士や時には内容に注意を払った上で、患者さんに話してみると案外距離が近くなることもあるでしょう。相手がナースなら仕事の内容だけでなく、悩んでいることまで話が出来ることもあるでしょう。クスッと笑えるようなあるある体験話など試してみてはいかがでしょう。
- ■まとめ
- ナースのあるある体験を職場やプライベート、結婚生活まで様々にご紹介しました。どうぞ、その共通体験からコミュニケーションを深めて良き理解と仕事の質の向上に活用して頂ければ幸いです。