No.53 うるおい肌をキープ!看護師のための乾燥肌対策
看護師さんのなかにはお肌の乾燥に苦しめられている方も多いのではないでしょうか?
病棟は常にエアコンで温度管理された環境。
何度も手洗いや消毒をおこなうため、皮膚からどうしても油分が奪われがちです。
そのうえ食事や睡眠など生活のリズムも安定しないため、皮膚が荒れてしまうのもしかたがないと思っている方もいるかもしれませんね。
でも、諦めてしまうには早いかもしれません。
うるおい肌をキープするための乾燥肌対策についてお伝えします。
深い眠りを目指す
睡眠時間がばらばらになってしまうのは、看護師という職業上しかたのないことです。 せめてその睡眠時間で充分な休息をとれるよう、眠りの質を上げる努力をしてみましょう。入眠後3時間をどのように眠るかで、お肌のコンディションは随分変わってきます。 深く眠るためのポイントは以下の3つです。
- ポイント1
- 寝る1時間以上前に入浴する。(入眠時の体温を上げない)
- ポイント2
- 寝る2時間以内には食べ物を食べない。(血糖値が高い状態で入眠しない)
- ポイント3
- 寝る1時間以内には複雑な作業や思考はしない。(脳を活性化させた状態で入眠しない)
スキンケアのおすすめ
看護師さんのお肌の悩みで最も多いのが手肌の乾燥でしょう。
あかぎれやひびわれはつらいものですよね。
ハンドクリームは手放せない必需品ですが、就寝時やリラックスタイムにはハンドクリームを塗った上から保湿用の手袋を着けてみてはいかがでしょうか?
手の乾燥の次に気になるのは顔の乾燥です。
これには顔用のスチーマーを使って、水分をたっぷりと浴びるのがおすすめです。
「なかなかそんなにのんびりする時間なんて取れない」という場合は、お風呂タイムに保湿効果のあるパックをしてみるなどもいいかもしれませんね。
一旦肌荒れを起こしてしまってからではケアも大変なので、できるだけこまめなお手入れを心がけたいものです。
食べ物でも乾燥対策
外側からの保湿も大切ですが、体の内側からのコンディションコントロールも大切です。
ビタミン、亜鉛などの不足は肌荒れを引き起こす原因になるため、なるべく栄養バランスを考えた食生活を心がけてみてください。
特に緑黄色野菜は不足がちになりやすいので、コンビニで見かけるスムージーや100%の野菜ジュースなどで不足栄養素を補填するのもおすすめです。
忙しい日常のなかでのケアは面倒なものですが、少しでも良いコンディションで日常生活を送りたいですよね。
特に肌荒れはひどくなると感染症のリスクも上がってしまうので、なるべく注意をしていきたいものです。