No.109 看護師の休日はどれくらい?今の休日は多いOR少ない?
看護師の休日はどれくらいが一般的なのでしょうか。
看護師として働く場合、やりがい、お給料の他に休日も大きなアイテムの1つです。
十分な休日をもらえていなかったという事が無い様に、休日についてのポイントをお伝えします。
看護師の年間休日はどれくらい?
病院によっては、1週間に4~8日とばらつきがあるようです。しかし、1週間に4日しか休日を取ることが出来ない場合、お給料へは反映されているかも知れませんが、多く働き過ぎていることも。
過労死はあってはならないことですが、看護師という仕事で過労死の可能性がある働き方をしている人は2万人以上にも及ぶと言われています。
有給休暇などの休日を十分にとれる環境でないことは大いなる問題です。
上司から有給休暇を取りすぎてはいけないと言われていないか?
忙しい職場の場合、有給休暇を取得する看護師に対して厳しい扱いをしたり、有給休暇を取得できたりするのは忌引きの時だけなど働きにくい環境をつくっていることがあります。しかし、それは労働基準法ではあってはならないことになります。
その職場で6か月以上働いており、出勤率も8割以上。それなのに有給休暇を10日付与してもらっていない。
この場合、労働基準法違反になりますので、有給休暇を取得し消化することができそうです。また、このように有給休暇は増えていきます。
- 勤務期間が1年半:11日
- 勤務期間が2年半:12日
- 勤務期間が3年半:14日
- 勤務期間が4年半:16日
- 勤務期間が5年半:18日
- 勤務期間が6年半:20日
看護師が上司に有給休暇の取得を希望した場合、拒否することは労働基準法違反になります。
有給休暇を完全に消化しているという理由で不当な扱いを受ける場合、転職も考えていくことをおすすめします。
看護師に特化した人材紹介サイトなら、有給休暇など休日の取りやすい職場にコンサルタントの協力のもと、転職することもできるかも知れません。
夜勤のある職場~1週間で40時間以上働いていないか?
2交代制の場合、日勤は8時間以上働いていないかのチェック、夜勤は16時間以上1勤務で働いていないかのチェックが必要です。
また、1カ月で40時間以上働いてしまっている場合も要注意です。
夜勤なら72時間以上にならないようにする工夫も必要です。
休日の取得の他に、労働時間についても過労にならないような働き方をするのがポイントです。
退職時も有給休暇を完全に消化できる?
転職を考えた場合、退職日までの期間に有給休暇をすべて消化できます。
例えば入社から8年勤務している人について、退職までの直近の3年間については一度も有給休暇を使っていないとします。
6年半以上なので、1年あたり20日の有給休暇が残っているので60日分を消化できると思いがちです。
しかし、2年以上の有給休暇の未消化分はカウントされないので、最大40日となるようです。