看護師が他職種と連携するのは難しい?訪問看護でのポイント|ナース専門 お悩み解決コラム ナースジョブ

No.118 看護師が他職種と連携するのは難しい?訪問看護でのポイント

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訪問看護においては、看護師と医師などの他の職種との連携が大切になってきます。しかし、実際は他の職種との連携がしにくい状況があるようです。看護師が訪問看護で問題視しているポイントをお伝えします。

医師との連携~難しい

看護師は医師の指示のもとで働かなければいけないという法的拘束が強くありました。しかし、訪問看護などで医師との連携をはかるため、win-winの関係性を築く必要も出て来ました。患者様は軽度の方から重度の方までおられるため、すべてを医師の指示によってではなく、看護師ができる部分は看護師で行うという考え方も採用されるようになってきました。

しかし、実際はまだまだ医師と看護師という従属関係から抜け出せることが難しいと感じておられる看護師さんが多いようです。また、医師の指示がないということは、看護師としての技術力も上げなければいけないことになります。しかし、普段の勤務が忙しいため、自分に力不足を感じる看護師さんもおられるようです。

職種を超えた連携は困難?

チーム医療は訪問看護で在宅医療の実現をするためには必要な連携組織です。しかし、在宅医療のためのチーム医療をする看護師の中には、夜勤業務をこなしながらの連携をしている人も多く、疲労などからコミュニケーションがうまくとれない、改善点は多く感じるけれどもそれを実践することが難しいという、忙しいならではの行動に移せない問題があるようです。

医療チーム以外の組織からの支援を得る難しさ

医療チーム内で連携をとることが出来たとしても、病院の組織からのチーム医療での緊急時の人材確保、問題点の改善についての協力が得られないことも問題です。病院としては、在宅医療と病院での治療を分けることのない一体化、人材の確保、チーム医療に取り組んでいる看護師の意見を尊重する体制づくりも求められそうです。

専門看護師が在宅医療に従事することも必要

在宅医療はこれからも増えると想定されます。しかし、現状は勤務をするかたわら、在宅医療を実現するための医療チームの一員として参加する看護師さんも多いようです。在宅医療が成功するためには、在宅医療専門の看護師の配置をすることが必要です。看護師が患者、患者の家族、医師、ケアマネージャー、介護職員、訪問入浴、リハビリ、薬剤師など様々な専門家と連携しやすい体制づくりも進めていく必要がありそうです。

今の職場に不満~転職も考えてみることも必要

看護師は他の職種との連携において、中心的な役割をしていくことが求められる職種です。しかし、普段の業務が忙し過ぎるなどする場合、連携を推進する専門家として、自己嫌悪になったり不満を持ったりする事もあります。もし、今の職場で自分の実力が発揮できていない、連携がうまくいかないなどの状況の場合、転職も考えてみることをおすすめします。看護師専門の人材紹介会社なら、ご自身にあった働きやすい職場を探すことができそうです。

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