No.121 看護師の国家試験~勉強時間は?いつから始めればいい?
これから看護師にチャレンジしようと思われる異業種の方は、看護師の国家試験について、勉強はいつから始めれば間に合うのか疑問を持たれることもあるのではないでしょうか。
大学や看護学校では試験前の10~12月は実習も入ります。
日々の勉強時間の目安とともに看護師の国家試験の勉強開始時期についてお伝えします。
やっぱり1年生から準備すべき?
社会人受験で看護師を目指そうと思われている場合、入学した直後から、3または4年後の国家試験についての対策も同時にしていかなければいけないと思われている方もおられるかも知れません。
しかし、実際に国家試験の対策を本格的に取り始めるのは、最終年度の4月頃からになるようです。
それまでは、日々の授業に取り組むことで実力をつけていくのだそうです。
3人に1人が最終年度の春から勉強開始
先輩学生の3人に1人が、最終学年の春から勉強を開始しているようです。
もちろん、早い人は、最終学年の1つ前の学年の夏から勉強に励んでいるようですが、全体の1割弱であり、冬から始める人は2割ほどなので多いとは言えないようです。
最終学年の春からの勉強開始~勉強時間はどれくらい?
最終学年の春から看護師の国家試験に向けての勉強を始める場合、1日あたり3時間は確保しているようです。学校からの課題もしていかなければならないので、かなりハードになりそうです。
疲れやすい人は毎日1時間の勉強時間を確保するようにし、勉強開始時期を早めるのも1つですね。
また、休日をうまく利用し、アプリなどを活用しながら勉強をすすめている人も多いようです。
勉強のコツは?
長時間勉強に費やしたからといって、成果が高いとは言えないようです。
ポイントはいくつかあります。
・分からないところを見つけるのが上手い
→苦手分野の克服になります。
・全部書いて覚えようとしない
→用語は書く必要があります。しかし、文章は内容を理解するようにし、すべて書く必要もないようです。
・声に出して読む
→イメージしながら読むことで記憶が定着するようです。
など
イメージできるかどうかが大切
書いてイメージできるのであれば、書いたほうがいいでしょう。
読んでイメージがわくのなら書くよりも効率的です。
つまり、内容を再現=イメージできるようになればいいというわけです。
パズルをする時に、1つのピースをあてはめていくよりも、予測しながら当てはめることでより効率的になります。
イメージすることは、予測が働くことになるので記憶のリピートにもなりますし、他の内容とのつながりも発見できるようです。
勉強時間を確保~集中力が高まる
勉強時間を1日のうちで確保する理由は、勉強そのものの記憶はもちろんですが、試験に対する集中力もつけることができます。
隙間時間10分を6回とるよりも、1時間でもいいのでじっくり勉強に取り組むことで、集中力が高まり、同じ時間でも多くの内容を勉強することができるようです。