No.174 看護師の仕事のストレス限界解決法
看護師は、同僚や先輩とスムーズなコミュニケーションが求められ的確に対応しなければいけないことが多くあります。つまり、看護の現場において人間関係のトラブル=仕事上のトラブルに繋がり、過剰なストレスになることがあります。
よって今回は、看護の現場でストレスの要因となるコミュニケーションの問題を取り上げまとめましたので、一緒にみていきましょう。
ソーシャルサポートでストレスを緩和できる
仕事をしていく上で、人間関係のトラブルはストレスになりやすい要因の一つです。例えば、身近にいる同僚や、患者さんと意思疎通がうまくいかない際には、気持ちが落ち込むことがあるのではないでしょうか。
同僚の看護師のサポートがあると励みとなるのですが、しかし支え合うべき看護師同士に人間関係のトラブルがあると、仕事自体が辛いものとなります。
そのような悪循環に陥らないためにも、下記のような「上司や同僚によるソーシャルサポート」が重要となります。
◎心理的なストレスの緩和
看護の現場において、困った時にすぐ相談することができるような対人関係の構築が大切となります。一人で解決できないことを看護仲間と協力していくことは、達成感にもつながりますので、日ごろからコミュニケーション(意思疎通)をとり、良好な関係になることが最善です。
例え苦手な人であっても「はじめの一歩のコミュニケーション」が大切で、スムーズなやり取りが看護の現場で生かされることでしょう。
◎仕事の適合性や働き甲斐が心理的ストレスを緩和
具体的に看護仲間とコミュニケーションをしていく上で、
- 仕事が持つ意味や嬉しかったこと、今後の将来像
- 生きがいを感じた体験の共有
などが大切で、これまでの意識を見直すことが必要です。
過剰なストレスの看護現場に入ってしまったら
実際に働いてみるまでは職場内の環境は分からないもので、スタッフ同士が協力し合いながら働いている職場もある一方、逆にコミュニケーション不足で意思疎通がとれずトラブルが多い現場もあります。
仮に、コミュニケーション不足の看護の現場で「過剰なストレス」がある際には下記を参考に対応するといいでしょう。
- 深入りしないようにすること
- 誰と接するときにも同じ態度で接するようにする
- 敵をつくらないようにする
- 他の看護師の悪口を聞いても聞き流すようにする
- 同調しないようにする
- きちんと自分の物差しで判断する