No.177 看護師、夜勤のメンタル不調を改善するには?
看護師は、患者さんが寝静まっても夜間帯に起きて仕事をしているため、日勤の方に比べて不規則な生活となりやすい傾向にありますので、メンタルを鍛えておく必要があります。とくに、年齢を重ねるごとに夜勤を辛いと感じる看護師の方も多くいるのではないでしょうか?よって、今回は看護師の夜勤のメンタルについて、まとめましたので一緒に見ていきましょう。
看護師のメンタル問題は大きな課題!
看護師の仕事は多忙で、心身への影響(ストレス)も多くあるでしょう。特に20代の人にメンタルの不調を訴える傾向が見られ、メンタルの不調を理由に、長期の休暇を取る看護師もでてきています。そのような職場では、他の看護師の負担が増え、ストレスの原因になるケースも考えられます。
よって、メンタルを維持していく「心の問題」は、看護師の大きな課題といえます。
心も体も睡眠によって、改善できる!
「朝起きて、夜寝る」というのは人に備わっている自然のリズムです。そのためリズムを一度崩してしまうと、中々リズムをもとに戻すことは難しいといわれています。良質な睡眠が取れるようにすると、精神的なメンタルが改善する傾向がみられることが多くあります。そのため、「自然のリズム」と「睡眠の質」を意識し、改善することが大切です。
人は睡眠のリズムが一度崩れると、身体の至るところで不調がでてくるケースが多いです。例えば、女性であればホルモンバランスが崩れ体調のバランスが乱れてしまいます。よって、メンタルを安定させるために、夜勤であれば夜勤のリズムを作り、休日にはキチンと身体を休める環境を整えることが、大切といえるのではないでしょうか。
夜勤の辛さを乗り切るポイント!
看護師は夜勤をしなくてはいけない場所もありますので、メンタル的に大きな負担になるケースがあります。さらに、職場では上下関係(医師・部長・師長・先輩・同僚・後輩)など、気が合わない人が1人はいるはずです。
例えば、理不尽なことをいわれて憂鬱になることもあるかもしれません。しかし、そのような事を一つ一つ考えていたら、仕事が成り立ちません。
よって、下記のポイントで仕事を乗り切るようにするといいのではないでしょうか。
①一番のポイント「仕事に集中!」
メンタルが不安定と感じているのであれば、自分が好意を抱いていない人(好感を持っていない人)と、無理に会話をする必要はないです。
しかし、看護師の仕事は「ダブルチェック」することが必要ですから、会話を全くしないというわけにはいきません。でも、それは仕事と割り切って話しをすすめてしまえば、メンタル的な負担は少なくなるでしょう。
ポイントは、
- 自分の仕事の責任上、最低限の会話はする
- 無理に話しを踏み込まない、入らせない
②自分が楽しめる時間をつくろう!
メンタルの不調を改善するためには、仕事だけではなく、プライベートの時間を持つことがいいです。例えば、夜勤を乗り越えたら、自分自身へのご褒美として「ワンランク上の外食をしにいく」「プチ旅行をしに行く」「話題の映画を観に行く」など、自身が楽しめる時間を作ることで、少しは気が楽になるでしょう。