No.314 ナースが夜勤を乗り越えるコツとは
ナースは日勤と夜勤の二つの勤務時間帯でシフトを組みながら仕事をします。患者さんに何かが起こった時の為に、夜も勤務をする必要があります。どうしても生活のリズムが一定でなく眠くなってしまうこともあるでしょう。
今回は、ナースが夜勤を乗り越えるコツをご紹介します。
なぜ眠くなるのか
最初に睡眠のメカニズムについてご説明します。
眠くなる原因は、以下の3つの働きが関係しています。
- 疲れたから眠くなる
- 夜になると眠くなる
- お腹がいっぱいになって眠くなる
夜勤である以上、この原因が重なってしまうことが多いでしょう。これは、生物学的にしょうがないことなのです。決して、あなただけが悪いということではありません。しかし、夜勤がある以上、睡魔に負けずに夜勤を乗り越える必要があります。
夜勤前にできる夜勤を乗り越えるコツ
睡眠のメカニズムが理解できたところで夜勤前にできる夜勤を乗り越えるコツについてご紹介します。
睡眠時間を質の高いものにしよう!
睡眠は貴重な時間になります。いかに短い時間で質の高い睡眠をとれるかは働く上で重要になります。そのためにやめておきたいいくつかの習慣があります。
それは、「寝る前のブルーライト」です。寝る前にスマホで友達にラインを返信してから寝ようというのはNGです。また、同様にゲームをしてから寝るというのもNGになります。
また、「寝だめをすることや寝ないこと」もいけません。夜勤前になるとどうしても対策としてとってしまいそうですが、寝過ぎることはかえって眠りが浅くなりダルさを引き起こす要因になります。また、一切寝ないで行くのは疲労につながりますので注意しましょう。
夜勤前の食事は軽めに消化の良いものを選択しよう!
夜勤前の食事は軽めに抑えましょう。実際にお腹がいっぱいになって睡魔に襲われたという経験もあるのではないでしょうか。できる限りの軽めの食事に加えて、消化の良い食事を意識しましょう。しかし、体力も大事な仕事になります。心配な方は仕事の合間に食べることのできる軽食を用意するとよいでしょう。
- ■まとめ
- 今回は、頑張るナースさんに向けて夜勤を乗り越えるためのコツをご紹介しました。
睡眠時間を質の高いものにして、夜勤前の食事は軽めに消化の良いものを選択することが重要になることが分かったかと思います。
しかし、あなたの疲れは周りからはわからないところも多くあります。どうしても、疲れてしまい、体調が崩れてしまいそうになったときには、上司に相談することや休みを取ることをして、一度生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか?