No.316 ナースになるために大学にいく人、大学にいかない人とは
ナースになりたいと考えたときにライフプランとして大学に入学後、看護師養成課程で学び、看護師国家試験の看護師資格の取得を目標にされているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、大学に行かなくてもナースを目指しているという方もいらっしゃると思います。
今回は、ナースになるために大学に行く、もしくは、大学に行かないという方に向けて、どのようなステップを踏めばナースになることができるのかについてご紹介します。
ナースになるには、「看護師資格」が必要になる
ナース(看護師)になるには、国家資格である「看護師資格」が必要になります。その看護師資格を取得するには、条件があります。それは、文部科学大臣指定の学校もしくは厚生労働大臣指定の看護師養成所を卒業し、看護師国家試験に合格しなくてはならないという条件です。つまり、この条件をクリアすることで看護師資格を取ることができてナースになるための第一歩が踏み出せるのです。
看護師資格を取得するには大学に行かなくても可能!
看護師資格を取得する条件は、「文部科学大臣指定の学校もしくは厚生労働大臣指定の看護師養成所を卒業」です。この「文部科学大臣指定の学校」は4年制大学、3年制の短大・専門学校を指します。実際に大学に行かなくても専門学校や看護師養成所に行って専門的な知識を学ぶ選択もよいでしょう。
注意が必要な看護師と准看護師の違い
ナースになろうと考えたときに「看護師」と「准看護師」の違いは把握しなければなりません。看護師資格になるための条件である「文部科学大臣指定の学校」の中でも2年制の看護系学科やコースも存在はしますが、2年制で目指せるのは都道府県知事発行の免許である「准看護師」にあたります。つまり、「看護師」になることはできないのです。准看護師は将来的に看護師資格取得へ一本化する方向性で検討されています。これから「看護師」目指す方は注意が必要になるでしょう。
- ■まとめ
- 今回は、ナースになるために大学に行く、もしくは、大学に行かないという方に向けて、どのようなステップを踏めばナースになることができるのかについてご紹介しました。
ナース(看護師)になるには国家資格である「看護師資格」が必要になり、そのためには文部科学大臣指定の学校もしくは厚生労働大臣指定の看護師養成所を卒業し、看護師国家試験に合格しなくてはならないという条件があることが理解できたと思います。
是非、目標にナースになることを検討されている方はこの記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。