No.33 新人看護師必見! 正しい「お酌」のマナー
歓迎会などの場において、上司や先輩にお酌をしたりお酌を受けたりする機会もあると思います。
この際にお酌のマナーができていると「常識のある人」として良いイメージを持ってもらうことにつながります。
新人看護師さんは、お酌の正しいマナーについてしっかりと押さえておきましょう!
お酌のマナー「ビール編」
ビールをお酌する場合のマナーは以下のようになります。
- ・ビールをお酌する場合
- ビールをお酌する場合は、ビール瓶のラベルが上になるようにして右手で瓶の底を持ち、左手で注ぎ口付近を支える形で持ちます。
その後、ゆっくりと傾きをつけてビールをグラスに注いでいきます。
この際にグラスにビール瓶の注ぎ口が接することがないように注意してください。 - ・ビールのお酌を受ける場合
-
ビールのお酌を受ける場合は、右手の指先でグラス中央を押さえ、左手でグラスの底を支ええる形で持ちます。
その後、相手側にグラスを少し傾けて注いでもらい、注ぎ始まったら注ぐ量に合わせて今度は徐々にグラスを立てていきます。
お酌のマナー「日本酒編」
日本酒をお酌する場合のマナーは以下のようになります。
- ・日本酒をお酌する場合
- 日本酒をお酌する場合は、右手で徳利を持ち、左手で注ぎ口を支える形で持ちます。
その後、2回に分けて杯に注いでいき、量は杯の八分目程度に抑えるようにします。
注ぎ終わる直前には徳利の口先を手前に戻し、しずくが飛び散らないようにします。 - ・日本酒のお酌を受ける場合
- 日本酒のお酌を受ける場合は、杯を右手で持ち、左手は杯に添えるような形として持ちます。
日本酒の場合はその後傾けたりせず、相手が注ぎ終わるまで当初のポジションを維持してください。
お酌に関するその他のマナー
ビール、日本酒ともに気をつけたいお酌の共通のマナーとしては、以下のようなことが挙げられます。
- ・自分からお酌を持ちかける
- お酌は相手から依頼されて行うのではなく、自分から「お酌させていただきます」「お酌はいかがですか」と相手に持ちかけるようにしてください。
もちろん、断りなしにお酌を始めるのはNGです。 - ・注ぎ足しはしない
- グラスが空になっていない段階で注ぎ足しを勧めるのはあまり良くありません。
ある程度グラスが空になってきてから「何か飲まれますか」「もう一杯いかがですか」と持ちかけてみてください。 - ・お酌を受けた場合は一口飲む
- お酌されたお酒については、基本的には全部飲みほすのが望ましいです。
もしそれ以上飲めない場合は、「十分頂いております」と気持ちだけ受け取る態度で返しましょう。
一口もつけずテーブルにグラスを置いてしまうのはNGです。
必ず一口はお酒に口をつけてからテーブルに置くようにしてください。
いかがでしたでしょうか。
たかがお酌と言えども、マナーについては意外と人から見られているものです。
マナーのない人だと思われないためにも、歓迎会などの前にはお酌のマナーを確認しておくことをおすすめします。