看護師の巡視(ラウンド)、気を付けるべきポイントは?|ナース専門 お悩み解決コラム ナースジョブ

No.46 看護師の巡視(ラウンド)、気を付けるべきポイントは?

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看護師さんの業務のひとつに「巡視(ラウンド)」と呼ばれる病院内の見回りがあります。
看護師にとっては、少しでも早く済ませてしまいたいところではありますが、かといってトラブルの見落としがあっては患者さんの命にも関わるラウンド、何に気を付けてどうやって行動すればトラブルなく素早くこなせるのでしょう。
今回は、そのコツをご紹介します。

タイムスケジュールを作ってみましょう

予定通りに行かないのは世の常ですが、「だいたいこの場所までで何分」などという時間の目安を区切ったタイムスケジュールを作ってみると、どこでどれだけの時間が掛かっているなども洗い出しやすくなるためオススメです。
また同時にタスクも書き出すことになるので、やらなくてはならない業務の見落としを潰すこともできます。
作ったスケジュールに添ってタイマーをかけて進行すれば行動の目安も付けやすくなります。

患者さんにこちらの予定を伝えておく

ベッドから自由に移動することのできる患者さんの場合、これはとても重要です。
検温などのために病室に行ったけれども患者さんがいなかったという場合は、二度手間になってしまいます。
それを避けるためにも「次にはこれぐらいの時間に来るので部屋にいてくださいね」などと事前に伝えておけば、患者さんの側でも行動がしやすくなりますし、看護師の側でも無駄な手間を省くことができます。

ダブルチェックは他人の目を通す

薬剤などのチェックは患者さんの目の前で、物を出しつつ「これはこの薬です。
これはこういう薬です」などと説明しながらすることをオススメします。
認知症などの症状がない患者さんに限ってですが、誤投与の可能性を潰してゆけますし、患者さん自身にも自分が投与されている薬剤が何であるかを理解してもらうことも出来ます。
また患者さんとのコミュニケーションも取りやすくなるのでなかなかいいですよ。

夜間の巡視について

夜間の巡視については、当たり前ですがなるべく静かに。
そして見落としがないように徹底的に気を付けます。
患者さんの意識がなくなっている時間ですから、もし何かがあっても患者さん自身が気が付かないうちにその問題が大きくなってしまう可能性もあります。
もしも少しでも違和感を感じることがあったら、すぐに上長へと報告しましょう。

昼間、夜間それぞれに問題点と注意点はありますが、何か不審な点があったら引っ掛かったままにはしておかずに情報共有をすることが大切です。
焦っているときほどほんの一瞬でもいいので足を止め、深呼吸をしてみてください。
その上で物事の行動に優先順位をつけるクセをつければ思考と行動の整理ができ、ミスを減らすことにもつながります。

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