No.49 夜勤シフトの看護師必見! 日中でも熟睡できる寝室環境作り
人間の身体は日中に活動して、夜眠るようにできています。
しかし、夜勤シフトで働く看護師さんの場合、夜に勤務して日中に睡眠を取らなけらばならない日もあります。
夜勤前後の日、明るい時間帯に眠る場合は夜間と比べてどうしても睡眠が浅くなりがちだという方も多いでしょう。
そんな方は、少しでも良く眠れるよう寝室環境を整えることをおすすめします。
ここでは、日中でもぐっすり眠るための寝室環境づくりのポイントをお伝えします。
ポイント1:明るい光が目に入らないようにする
日中の眠りが浅くなる大きな要因は、やはり「光」でしょう。
私たちの身体は、日光を浴びると目が覚める仕組みになっているからです。
日中に眠ることを考えた場合、東向きや南向きの窓がある部屋はあまり良い環境とは言えません。
寝室は窓がある場合は、遮光性能の高いカーテンなどで外からの日光をできるだけ遮るようにしましょう。
室内の照明も明るすぎるものは避け、間接照明など穏やかなものを選びます。
また、テレビやPCなどの画面の光は強いため、なるべく寝室には持ち込まないことをおすすめします。
こうした対策と合わせて、日中眠るときにはアイマスクを使用するのも良いでしょう。
ポイント2:外からの物音を遮る工夫を
日中は基本的に多くの人たちが生活している時間帯です。
どうしても外からの生活音や騒音が耳に入ってしまうのも日中の睡眠が浅くなる原因の一つです。
個人的にできる防音対策は限られていますが、音を吸収することで防音性能を高めたカーテンなどを使用することで多少は防音効果を得ることができるでしょう。
もう少し本格的な防音対策としては、内窓を設置して二重窓にするなどの方法もあります。
眠るときに耳栓を使用したり、ヒーリング音楽などを小さめの音で流しておいたりするという方法もあります。
ポイント3:部屋の温度や湿度、寝具にもこだわって
眠るときの室温は、夏は25度前後、冬は15度前後が理想とされています。
湿度については年間を通じて50%が適切です。
就寝中もエアコンやサーキュレーター、加湿器などを上手に活用して、寝室内を快適に眠れる温度や湿度に保つようにしましょう。
また、自分に合う枕やマットレスを選ぶのも快眠につながります。
眠りにくい日中に睡眠を取る必要がある人は特にこだわって自分の体型や寝姿勢に合う寝具を選ぶことをおすすめします。
以上、日中でも熟睡するための寝室環境づくりのポイントをお伝えしました。
ここで紹介したポイントすべてを完璧に整えるのは難しいかもしれませんが、できることだけでも取り入れてみることをおすすめします。