No.56 たまにはリセット! 看護師におすすめのリラックス方法
看護師のお仕事は責任も重くシビアなもの。
しかし、常に緊張しっぱなしでは体も心も保ちませんよね。
緊張続きの日々、どうすればリラックスして過ごせるでしょうか。
看護師さんにおすすめのリラックス方法をご紹介します。
リラックスするために何が必要?
緊張しているときは交感神経の働きが活発になっています。
この状態ではゆっくりと眠ることもできないし、体も強張ってしまいがち。
リラックスするためには交感神経の働きを鈍化させ、逆に副交感神経が優位な状態に切り替える必要があります。
「不感温湯」のお風呂でのんびり
人間の平常時の体温は35度から37度程度ですが、この範囲の温度のお湯を「不感温湯」と呼びます。
触れていても温かくも冷たくも感じない範囲の温度です。
入浴時には通常、脈拍や血圧などに多少の負担がかかってしまうものなのですが、この温度のお湯であれば負担がかかりません。
不感温湯のお風呂にゆっくりと浸かることで、体の緊張が緩和され、副交感神経の働きが優位になります。
時間のある週末などに好きな雑誌などをお風呂に持ち込んでのんびりしてみるのはいかがでしょうか?
深い呼吸をしてみる
普通、人間は呼吸をするときに胸式呼吸という方法での呼吸をしていますが、リラックスするためには胸式呼吸ではなくて腹式呼吸がおすすめです。
横になって胸ではなく、お腹をふくらませるイメージでゆっくりと鼻から息を吸い込み、口から吐き出してみてください。
何度か繰り返していると体の緊張が自然とゆるんでくるのがわかるはずです。
アロマはいかがでしょうか?
人間の五感のなかでもっともプリミティブな感覚は嗅覚であると言われています。
その他の感覚と違って大脳新皮質を経由することなく、大脳辺縁系に直接繋がっているため、複雑な思考をすることなく受け止められるのです。
つまり好きな匂いを嗅ぐということは、ごく自然に快適だと感じることのできる状態へと体を導くことができるということなのです。
アロマテラピーではラベンダーやイランイランの香りなどがリラックスに良いとされていますが、ジャスミンでもローズでも何の香りでもいいのです。
自分が好きだと思う香りを身近に置いてみてください。
リラックスするためには色々な方法がありますが、自分がいちばんリラックスできる方法をうまく見付けて、少しでも良いコンディションを維持し、明るい気持ちでお仕事に向かいたいものですね。