No.103 お仕事の日の調理を時短! 休日にやっておきたい下準備
仕事の日に帰宅してから食事を作るとなると大変ですね。
時間もかかり、食べる時間も遅くなります。
そこで、仕事と家事を両立している看護師や、忙しくても自炊したい看護師に向けて、休日にやっておくことで仕事の日の調理時間を短縮できる下準備のコツを紹介します。
まとまった時間にほんのひと手間加え下準備しておくだけで、平日の調理が美味しく簡単になりますよ。
野菜の下準備
野菜は、洗って皮をむき切っておきましょう。
冷蔵する場合は、3日以内を目安にタッパーで保存します。
それ以上もたせたいなら、ジッパー付きビニール袋に入れ空気を抜いて密閉し、冷凍保存するとよいでしょう。
野菜類はまとめて下茹でして冷凍しておくと、とても便利です。
大根は1本丸ごと買っても使いきれずに冷蔵庫でしなびてしまうこともありますね。
千切りにして冷凍しておけば、みそ汁の具に使うときにはそのまま入れてよいですし、大根サラダに使うときは、自然解凍するだけで使えます。
小松菜やほうれん草は軽く茹でてから切って密閉袋で保存します。
冷凍のままスープやみそ汁に入れたり、解凍してお浸しにしたりと便利に使えますよ。
きのこ類のしめじやえりんぎ等も保存袋に入れて冷凍しておくと、色も変わらずに長持ちします。
フライパンで炒めた後、冷ましてタッパーに入れて冷凍保存してもよいです。
きのこは冷凍すると旨みが増すこともわかっています。
キャベツやブロッコリーは切ってそのまま密閉容器に入れて冷凍してもよいですが、軽く茹でて冷凍保存してもよいでしょう。
生のまま冷凍したときは、冷凍のまま炒め物や汁物に使いましょう。
茹でて冷凍したときは、解凍して餃子の具や和え物にするのがおすすめです。
肉類の下準備
ひき肉はジッパー付きビニール袋に入れて冷凍します。
その時に切れ目を入れておくと、冷凍したまま割って使えるので便利です。
炒めてしょうゆとみりんで味付けしたそぼろを冷凍保存しておくと、ご飯にかけてそのまま食べてもよいですし、焼き飯やコロッケの具にすることもできるのでおすすめです。
団子にして保存すると、鍋に入れたり揚げて甘酢あんにしたり、お弁当のおかずにも重宝しますよ。
ブロック肉やこま切れ肉は、食べやすい大きさに切って、1回の使用する量に分けて冷凍保存します。
その時に下味をつけておくと、味がしみて簡単においしいメイン料理ができます。
保存期間が長いようならすこし薄めの味付けにしましょう。
魚貝類の下準備
魚はクッキングペーパーなどで血を拭きとります。
塩を軽く振って5分ほど置きジッパー付き保存袋に入れて冷凍します。
さばやぶりなどは、しょうゆとみりんで下味をつけた後冷凍するのもおすすめです。
あさりは砂抜きしてから冷凍します。
えびは殻をむき背ワタを取ります。
ぬめりを取るために塩で洗い、水分を拭いて食用品ラップで包み、密閉できる容器に入れます。
いかは、料理に合わせた大きさに切ってから冷凍するとすぐに使えますよ。
たらこや明太子はそのままの形で食用品ラップに包んでも大丈夫です。
傷みやすいので冷蔵庫で時間をかけて解凍する方がいいでしょう。
休日に下ごしらえや冷凍など事前に食材を準備しておくと、無駄もなくなり調理の時間がかなり短縮されます。
下味をつけたり、軽く茹でておくと美味しさもアップしますよ。
安売りのものをたくさん買っても長期保存できるので、節約にもなりますね。
ぜひ下準備をして、平日の料理を時短で美味しく作ってみてください。