No.112 ストレス解消にはヨガポーズがおすすめ~ポイントご紹介
看護師の仕事では、ストレスを抱えがちになる人が多いのが特徴です。
ストレス度は頑張り度が高い人ほど高いと言われています。
ストレス解消の方法はいくつかありますが、ヨガポーズはリラックス効果がとても高いと言われています。
ヨガポーズの効果とともにおすすめポーズをお伝えします。
ストレスの正体
ストレスは目に見えませんが、こんな時に起こっています。
- 看護師の仕事を頑張ろうと気を張りながら頑張った日
- しんどいなと思ったけれど、力をふりしぼって勤務を終えた時
- 人間関係で上手くいかない日も頑張った日
- 患者様の不幸をお見送りして辛かった日
など
実は、ストレスはエネルギーなのです。
さらに、ストレスの場合、エネルギーを受ける場所が全体ではなく、ある部分だけになります。
そのため体全体に行き渡るべきエネルギーが偏っていることになります。
それが積み重なるとその部分だけに負荷がかかり、肩こりや頭痛などの原因になりがちです。
ヨガは体中のエネルギーを均等に分散する効果がある
ヨガポーズをするだけで、一部分だけに集中しているエネルギーを体全体に行き渡らせることができます。
そのため、呼吸も深く大きくなるので酸素補給、二酸化炭素排出もバランスよく出来るようになり、交感神経と副交感神経のバランスも良くなります。
その結果、ホルモンバランスも整えられるので、睡眠に必要なセロトニンや成長ホルモンの分泌もさかんになります。さらに、女性ホルモンのバランスもよくなるので体の不調も改善が期待できます。
足のむくみに効果的なヨガポーズ
足のむくみは、看護師の仕事では日常茶飯事の症状です。
足のむくみもヨガポーズで改善できていきます。それではご紹介しましょう。
- ストレッチマットの上に横になりましょう。
- 両足首くっつけて頭のてっぺんから足先までを一直線にします。
- 膝をたてながら足先を天井へ向けて、両手も天井にむけます。両手両足をブラブラさせてリラックスです。
- 両手を体の両サイドに下したあと、両方の膝を立てる姿勢をとります。足裏は床にぴったりくっつけておきます。
- 右足だけを天井へ持ち上げます。左足裏は床にフィットさせ押すようにします。
- 右足首を立てている左足の膝の上に置くように着地。スライドして、右のふくらはぎを左の膝の上でさする用に何度もくりかえします。最初は足首がついていますが、スライド後は右足のひざ裏が、左足の膝上に来ていることになります。今度はそのまま足首が膝上に乗るようにスライドしていくことになります。
- 足をチェンジし、今度は右膝をたてたところへ、左足のふくらはぎをほぐしてスライドしていきます。
- 一度仰向けの最初の姿勢に戻ります。リラックスしましょう。
- 今度は左足の膝を両手で抱え胸に引き寄せ、太腿の裏、お尻の筋肉を伸ばしていきます。そのままの状態で左足首を左手で持ち、寝たまま左足だけを正座している状態にします。実際は左ふとももの下に、左ふくらはぎを入れるのは出来ませんので、左ふとももの横に折り曲げた膝とふくらはぎをくっつけるようにします。左足前の大腿部分がストレッチされます。
- 反対側も同じようにし、右足の前の大腿部分をストレッチします。
*きついと思った場合、ストレッチしている足の反対側に横向きになり、ストレッチしている足首を手で持って膝を曲げて後ろの太腿にくっつけようとするだけでもストレッチ効果はあります。 - 仰向けの姿勢に戻りリラックスします。
ふくらはぎから太腿の前部分にかけては、血流が悪くなりがちです。そのため、冷え症にもつながります。ヨガポーズで第二の心臓と呼ばれているふくらはぎからの血流を良くして、リフレッシュして次の日に備えたいですね。