No.130 看護師になりたい~最短で国家資格を取得する方法は?
看護師になりたいと、異業種や准看護師からシフトチェンジされる方も多いようです。その場合、同じ取得するなら最短で取りたいと思う人もいるのではないでしょうか。ケースごとに最短で看護師の国家資格を取得する方法をお伝えします。
すでに違う業種で働いている場合
異業種で働いている場合で看護師へとシフトチェンジしたい場合、いくつかの方法があります。
- 看護専門学校
- 看護大学
これらに社会人編入試験を受けて入学することになります。最短の場合、3年で卒業できる看護専門学校がおすすめです。ただし、大卒、短大卒以上で30歳以下、高校卒業後3年の社会人経験、高校卒業認定取得後3年間の社会人経験など、看護専門学校によって募集要項が違ってきますので事前のチェックが必要です。
中卒異業種で働いている場合
中卒異業種で働いている場合は、高校卒業認定を受けてから看護専門学校に通学することが必要です。中卒の場合の必須項目である、看護専門学校入学までの3年の社会人経験はクリアできています。また、すでに准看護師として働いている場合、看護専門学校を2年で卒業することができます。
最短取得期間~中卒から5年で取得できる
看護師の国家資格は、最短で5年で取得することができます。対象は中卒の方で、中学を卒業したら看護師養成課程校を5年で卒業することです。卒業年度の2月に看護師の国家資格に合格すれば20歳という若さで看護師になることができます。
高卒からの最短ルートは?
しかし、多くの人は高校に進学をしている最中に看護師になりたいと思う事も多いのではないでしょうか。その場合、看護専門学校で3年通うか、看護短期大学に2年通い、卒業年度の2月に看護師国家試験を受けることになります。そうすれば最短で21歳の若さで看護師になることができます。
社会人の場合~働きながらの資格取得は可能?
異業種で働く社会人の場合も働きながら看護師の資格を取得することは可能ではあります。看護専門学校の定時制の夜間の部に通い、昼間は仕事をするという形になります。しかし、働きながらの資格取得はかなりの覚悟が必要であり、体を壊す人も多いようです。ある程度資金を貯めてから、3年間は看護専門学校に集中し、必要なら土日にアルバイトを入れるなどしながらの方が両立は可能ではないでしょうか。異業種から看護師へトライしたい方は、看護師専門の人材紹介会社へご相談されることをおすすめします。看護師の資格を取得してからの就職先の話も聞くことができそうです。