No.148 ~不眠症を防ぐコツ~
看護師の仕事で夜勤をしているとつきまとう、寝不足。いつしか体調を崩し、眠れなくなって不眠症になる人も少なくないでしょう。今回は、不眠症を防ぐために夜勤の休憩中や自宅で何をしたら良いかご紹介していきます。
不眠症を自宅での生活で改善する方法
- ◎「光」を上手く活用する
- 人の脳は光によって、生活リズムが作られます。1日が24時間にあるのに対し、人の体内時計は約25時間で出来ています。そのため、光を上手く活用することによって生活の改善ができます。光を浴びると頭が冴えるのです。夜勤の時は、光を普段より強めに浴びて頭をクリアにしたり、夜勤明けはサングラスをかけ光を遮り、出来るだけ帰ったらすぐに眠れるように工夫すると良いでしょう。
- ◎シャワーを浴びる
- 夜勤のある日には、朝シャワーを浴びる人は少なくないと思います。人の体温は寝ると下がり、起きると上昇します。そのため、朝熱いシャワーを浴びると体温が上昇して眠気が改善します。夜は、温めの湯船に浸かることで、体温が下がり気持ちよく眠ることができます。
不眠症を職場での生活で改善する方法
- ◎仮眠をとる
- 仮眠を取ることで、眠気を覚ますことができると言われています。「仮眠を取ると、余計に辛くなる」と言う人は、深い眠りであるノンレム睡眠中に目を覚めているからでしょう。ノンレム睡眠に入るまでの90分になる前までに目を覚ませば、仮眠の効果が発揮できて、気持ちよく目覚めることができます。
- ◎飲み物で健康効果
- ハーブティーを飲むことで、ストレス改善となり美容や健康の効果、快眠にもつなげることができます。いくつか例を出しますと、
- ・ローズヒップティー
- ビタミンCを含みシミ、シワ、免疫力を高めることができ心地よい眠りにつくことができます。
- ・レモンバームティー
- 抗ウイルス、抗菌作用、落ち着いた気分にしてくれ、快眠効果をもたらしたくれます。
- ◎症状が改善しない場合
- 症状が改善しない場合は、専門外来に相談することが一番です。睡眠外来や心療内科で相談したり、自身に合った睡眠薬を服用することで、症状が軽くなることがあります。
- まとめ
- 不眠症を防ぐことにあたって、大事なことは、十分な休憩をすることです。上記で紹介した内容のように手軽に予防ができます。ご紹介した不眠症対策はごく一部になります。ご自身にあった方法は人それぞれあると思いますので、色々お試しすることをオススメします。
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