No.181 ナースの必須アイテム3点セットとは?
ナースの皆さんは、医師の指示に従ってスピーディーに業務をこなしていくために、必要なアイテムを携行しています。この記事では、そんな現役ナースの必需品7つ道具の中から、3点をピックアップして、ご紹介していきたいと思います。
ナースの必需品7つ道具とは?
まずは、さまざまなことを記録するメモ帳、それに書き込むためのボールペン。患者さんの健康状態を確認するための聴診器、点滴時間などを把握するためのナースウォッチ。電卓付き点滴タイマーやハサミ、最後にペンライトも必須アイテムとなります。
これら7つ道具の中で特に大事な「聴診器」「ナースウォッチ」「電卓付き点滴タイマー」の必要性を、下記にて見ていきましょう。
◎聴診器
医療現場でよく見かける聴診器は、体の表面に接触させて内部の音(呼吸音や心音)を確認するための医療機器です。低音域と高音域を聞き分けるタイプもあります。
◎ナースウォッチ
ナースウォッチは女性用の小ぶりな時計です。腕にはめるのではなく白衣につけるタイプのものです。もし、医療現場で腕時計をしていた場合、腕時計のベルトが病気の感染源となったり、患者さんのケアの際に傷を負わせてしまうリスクがあります。
そのため、このタイプの時計が業務上とても重宝されています。
◎電卓付き点滴タイマー
その名のとおり、点滴タイマーと電卓機能が合わさった優れものです。具体的には、点滴の速度を自動計算し音や光で知らせたり、大小のアラームを設定してタイマーを使用したりします。さらに片手で操作できる電卓機能など、機能満載でナースの業務に役立ちます。
訪問ナースの必須アイテムとは?
ではここで、患者さんのお宅を訪問してケアを行う訪問ナースの必須アイテムを見てみましょう。訪問ナースが必ず持ち歩くアイテムには、補聴器・聴診器・血圧計などがあります。病院ですと血圧計が備え付けられていますが、訪問看護師さんは持ち歩く必要があります。
それ以外にも消毒やケガの処置などに必要なアイテムを持ち歩きます。
看護師の仕事には患者さんの心のケアも含まれますが、ある訪問ナースは大きめのかわいい付箋紙を用意して、次回の訪問予定を書き記し、患者さんのカレンダーなどに貼るようにしているそうです。患者さんはこれが目印となり、次の訪問を心待ちにするそうです。
このように、個人レベルで患者さんとのコミュニケーションに役立つアイテムを用意しているケースもあります。
- ■まとめ
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ナースの業務は人命を預かる業務でもあり、医師を含めた医療スタッフとチームを組んで、速やかに業務をこなしていくことが求められます。そのため必要なアイテムを前もって備えておくと、業務がはかどるでしょう。まずは基本を押さえてさらにあなたに合ったアイテムをそろえていきましょう。