No.224 ナースの更衣室〜ロッカーの収納を良くしたい〜
看護士さんの方々にとって、公私の切り替えをするにあたり重要な拠点が更衣室で、ロッカーは貴重品などを預ける意味で重要ですね。しかし、中身が散らかっていると着替えや探し物などに時間がかかりますよね。
今回は、ナースの更衣室におけるロッカーの整理整頓の切り札・収納関係の話をしましょう。
ロッカーが狭い
看護士さんの中には、「自分のロッカーが狭い」と就任早々びっくりする方がいるでしょう。2〜3交代が主流の病院にとって、更衣室を確保したとしても大勢の人たちが出入りする関係で広々としたロッカーは厳しいのが現状です。
平均的なロッカーの幅は約30cm前後でOLさんなどの更衣室と同じタイプとなっています。着替えるために必要なハンガーなどは自分たちで手配しなければコート類など掛けられませんし、外靴(冬場のブーツ類等)とナースシューズ、雨の日には盗難防止のために傘を入れる方も中には存在しています。
また、病院によっては、白衣はクリーニングに外注するシステムになっている病院もあります。そのような場合、クリーニングから畳まれた状態で白衣が戻ってくるのですが、それをロッカーに収納するとなった場合、そのスペースも確保しておかなければならないのです。
たった30cmの狭い幅の限られた空間において、効率良く使うにはどうやって収納するかによって違ってきます。収納に使えるアイテムとしてお勧めできるものを次にご紹介していきましょう。
狭くても場所は有効に
通常のロッカーでは普通に使うと、上と下しか棚がないので小物などは置けずスペースの無駄が発生します。
そこで、長方形の空間を有効に使う意味でたどり着いたのがウェアホルダーです。ウェアホルダーは、30cm程の狭いロッカーの限られた幅を有効に使いながら、一定の区画を確保して収納スペースに割り当てるアイテムです。
横幅20cm程のクローゼット吊り下げ収納で3段〜5段に区切られたスペースに衣類やバック、クリーニングから戻ってきた白衣などが分けて収納できます。取り付け方法も簡単で、強力面ファスナー式になっており、ポールに簡単に吊り下げられます。
そして、筆箱やIDカードなどはマグネットホルダーやフックを活用しておけば紛失リスクは最小限となり、ドア側の部分を有効に活用できるわけです。なので、限られた場所を1つの工夫で有効に活用できれば整理整頓が容易になるだけでなく、どこに何があるのかを覚えやすく、探す手間が大幅に節約できます。
- ■まとめ
-
ナースの方が悩むロッカーの収納問題についてお話ししましたが、ウェアホルダーの活躍で区画ごとに何を入れるかによって有効な収納スペースへと姿を変えてくれます。
限られた空間を有効に活用することで、整理整頓ができ気持ち良く仕事ができる環境を作るように心がけましょう。