No.295 ナースの身だしなみの注意点
患者さんやその家族と近しい距離で接するナースという職業。そのナースとして働く人にとって、身だしなみはマナーであると同時に悩みの種でもあります。今回は、ナースとして働くあなたに気を付けてもらいたい身だしなみの注意点を解説します。
ナースのユニフォームは”白衣”、だからこそ気を付けて欲しいポイント
ナースとして働く者にとって、白衣はユニフォームです。汚れの無い白衣は患者さんやその家族に清潔感と安心感を与えます。しかし、白だからこその悩みもあります。それは、”下着の透け”問題です。
白衣の下に派手な色の下着を着ていては、当然ながら透けて見えてしまいます。当人が恥ずかしいと感じるか否かを問わず、見ている方が困ってしまいます。職務に際してはあまり華美なデザインの物は避けた方が無難だと言えます。
デザインが大人し目の物であっても、下着の上に直に白衣を着ているとレースやホックが目立ってしまいます。できれば、タンクトップかキャミソールを着る様にした方が良いでしょう。
色は目立たないベージュ色を選ぶか、白または黒など、派手だと言われない物をチョイスしましょう。胸元が開き過ぎている物はNGです。
個性も大切。でも派手過ぎに注意!髪の毛の長さや色
その人の個性を象徴する要素の一つに髪型(髪色)があります。オシャレしたいという気持ちはきっとだれしもがもっていますが、時にシリアスな場面にも遭遇するナースと言う職業に就く以上、ある程度落ち着きを感じられる髪型である必要はあると言えます。
金髪は派手過ぎて品が無いと思われてしまいますし、明る過ぎる茶色も同様です。働いている施設によっては、ある程度はOKとされている場合もあると思いますのでTPOをわきまえていればヘアカラーが全くダメということは無いでしょう。
次にヘアセットですが、動きやすく、邪魔にならないことが第一ですので、髪の毛の長い方はお団子を作る様にすると良いでしょう。ショートヘアの方は、整髪料で固めるか、禁止されていなければヘアピンで留めるのもありかもしれません。その場合はくれぐれも落下・紛失にはご注意を。
意外と気になる!?足元の注意点
働いている施設でナースシューズが指定されている場合は、選択肢がそれ一択となりますが、自前で用意する必要がある場合は何よりも清潔感に重きを置きましょう。汚れたスニーカーを施設内で履いていてはせっかくの白衣姿が台無しです。
スニーカーの方が動きやすいというのであれば、汚れは小まめにチェックして、適時取り替えましょう。サンダル履きでの勤務の場合も、白いストッキングか靴下を履くようにしましょう。素足はいけません。
その他の注意点
爪は伸び過ぎると思わぬケガの原因にもなります。マメに切り揃え、目立つ色のマニュキュアも避けた方が良いでしょう。
- ■まとめ
- 今回は、ナースの身だしなみの注意点と言うテーマでお伝えしました。患者さんやその家族から信頼され、自らも気持ちよく働くために身だしなみにはくれぐれも気を付けましょう!