No.4 スキルアップしたい看護師にオススメの資格5選
看護師がスキルアップをしていく上で、資格の取得は必須といえるでしょう。
しかし看護師に関する資格はたくさんあるため、どれを取得すればスキルアップに繋がるのかよく分からないという方も多いかと思います。
そこで今回は現役の看護師から人気を集めている、スキルアップにオススメの資格を紹介したいと思います。
スキルアップにオススメの資格
80種類以上あるといわれている看護師に関する資格の中から、今回はオススメの資格を5つ紹介します。
- 1.認定看護師資格
- 認定看護師資格とは、公益社団法人である「日本看護協会」によって設けられた、熟練した看護技術と知識を有すると認められた者に与えられる資格です。
1995年に誕生して以降、認定看護師資格は現役の看護師から特に人気の高い資格となっており、資格取得者はすでに全国で1万人を超えています。
認定看護師の資格取得条件には「日本の看護師免許を持っていること」「免許取得後実務5年以上(特定分野3年以上)であること」などがあります。 - 2.専門看護師資格
- 認定看護師資格と同じく、人気を集めているのが専門看護師資格です。
専門看護師資格は「日本看護系大学協議会」と「日本看護協会」が連携して運営しており、取得することで「複雑で解決困難な疾患を持つ方に対しての卓越した看護実践能力」を有していることの証明に繋がります。
ただし、取得をするためには看護系の大学院を卒業しなければいけないため、資格取得者は認定看護師に比べて少なくなっています。 - 3.助産師
- 女性の分娩に立ち会って看護業務を行う助産師は、スキルアップのための資格として産婦人科以外の看護師からも人気を集めています。
助産師は国家資格である上に、需要が高い非常に安定した職業となっていますが、現時点では女性だけが取得できる資格となっています。 - 4.産業看護師
- 病院や医療施設を職場としている一般的な看護師に対して、産業看護師は特定の企業に勤める従業員達の健康管理をする看護師となっています。
企業を職場としているため病人やケガ人と接する機会は少ないですが、その代わりに従業員の健康に関する相談に応じる「メンタルヘルスケア」が主な仕事となります。
産業看護師の資格が無くても企業で看護師として働くことはできますが、日本産業衛生学会から認められた「正規の登録産業看護師」になることができれば、雇用主である企業から高い評価が得られることでしょう。 - 5.介護福祉士
- 看護師でも働く場所によっては、高齢者などをサポートする介護業務を行うことがあります。
そのため、もし介護業務がある職場に勤務しているのであれば、国家資格である介護福祉士の資格を取得しておくとキャリアに箔をつけることができます。
今後は高齢化社会がさらに進行していくため、看護師が介護業務を行う機会はどんどん増えていくことでしょう。