No.48 気を抜きがち?選考における履歴書での特技・趣味の書き方
看護師の就職・転職でも選考の際に履歴書が必要になりますが、ここで意外な壁となってくるのが「特技・趣味」の欄です。
特技・趣味の欄は気を抜いて書いている方もいるかと思いますが、実は面接官に意外と見られている箇所です。
ここでは、この特技・趣味欄の書き方のコツをご紹介します。
特技・趣味欄には関連性のあるものを書く
履歴書の特技・趣味欄に、映画鑑賞や料理、ゲーム、ショッピングなど日常的な特技・趣味を書こうとしている方が多いのではないでしょうか。
これはNGという訳ではありませんが、看護師の選考において意味を成さない場合が多いです。
では何を書けば良いかと言うと、履歴書の特技・趣味欄に書く内容は、出来るだけこれから付く仕事に関連性のあるものが望ましいです。
看護師の場合、チームワークが重要になってきますので、団体スポーツやボランティアなど、チームワークや協調性を連想できる特技・趣味を書くのが望ましいです。
また、仕事とは直接関係なくとも話の広がる特技・趣味を書くのも効果的です。
例えばロッククライミングなどといったような、珍しく難易度の高い趣味を書けば嫌でも面接官は注目し話が広がります。
また「料理」を特技として書くにしても、ただ単に料理と書くよりも「○○料理の研究」などと工夫して書くことで話を広げる糸口になります。
面接にて話を広げることができれば、それはコミュニケーション力や協調性として見られるため、あなたにとってプラスになります。
その他、努力や目的意識が感じられる特技・趣味も面接でプラスになり易いです。
必要に応じて補足説明を書く
履歴書の特技・趣味欄に、例えば「英会話」と書いたとします。
英会話は仕事にも役立つ十分意義のある特技ではありますが、ただ単に英会話とだけ書いただけでは、遊び程度で英会話を習っているだけなのか、特技と言えるほど努力し熟練させたものなのか、面接官にはわかりません。
このため、英会話であれば「英会話、TOIECは900点」、「英会話、海外でビジネスとして利用した経験あり」など客観的にレベルが把握できる補足説明を一言書き加えておくのが望ましいです。
履歴書の特技・趣味欄に書いてはいけないこと
履歴書の特技・趣味欄は、基本的には何を書いても自由です。ただし一部書いてはいけない特技・趣味があります。
具体的には、ギャンブル関連の特技・趣味(競馬やパチンコなど)、性的な特技・趣味、犯罪を連想させる特技・趣味、その他モラルを逸脱した特技・趣味などです。
これらはあなたの評価を逆に落とすことになりかねません。
履歴書には書かない事が懸命です。
看護師は現在売り手市場となってはいるものの、人気の病院などではやはり厳しい戦いが繰り広げられます。
ライバルに差を付けるためにも特技・趣味欄をもう一歩工夫してみてはいかがでしょうか。