No.60 看護師の院内恋愛で気をつけることは?
パートナーとの出会いの場として、最も多いのは「職場」だと言われています。
医療従事者も例外というわけではなく、同じ職場(病院)に勤める人同士が恋愛や結婚をすることは少なくありません。
看護師にも、医師や男性看護師、医療スタッフ、中には受け持ちの患者さんと恋愛関係になるなどのケースが見られます。
実際に自分が職場の人と交際したことはなくても、身近に院内恋愛しているカップルがいるという人も多いのではないでしょうか?
職場で出会った人とつきあい始めるのは自然なこととはいえ、院内恋愛するとなればいろいろと気遣いが必要になります。
ここでは、看護師が院内恋愛する場合に気をつけるべきことについてお伝えします。
院内恋愛は公言しない
交際することは別にやましいことではないので、隠す必要はないと思われるかもしれませんが、職場の人にわざわざ宣言する必要もありません。
院内恋愛自体をよく思っていない人もいるかもしれないし、そうでなくても職場の人に何かと気を使わせることになりかねません。
また、相手に対する評価などを「あの二人は付き合っているから……」と、公平な意見であると周囲に受け止めてもらえないようなケースも考えられます。
院内恋愛することになっても、同じ職場の人には基本的には隠しておくほうが良いことが多いでしょう。
付き合っていると悟られないように気を配る
付き合っていることを公言していなくても、「雰囲気で二人の関係がバレバレ」となってしまっては意味がありません。
プライベートではラブラブな恋人同士でも、職場ではきちんとけじめをつけて、今までどおり仕事上の立場で接することを意識しましょう。
人の目があるところでは意識できていても、二人きりになるとつい付き合っている雰囲気が出てしまうということもありえます。
そんな場面に限って誰かに見られてしまいがちなものです。
また、出勤や退勤のタイミングなどが重なるときでも、あえて時間をずらして一緒にならないようにしましょう。
恋愛のことで職場の人に迷惑をかけない
恋愛のことで職場に迷惑をかけないというのは、もちろん院内恋愛に限った話ではありません。
でも、院内恋愛だからこそ迷惑になりかねないことがいくつかあるので気をつけましょう。
例えば、旅行などのために数日間休みが重なる場合などです。
同じ職場で働く二人が同時に長期間不在になるのは、ほかのひとにとってやはり負担が大きくなりがちなもの。
休暇の取り方には十分配慮しましょう。
また、けんかをしたときなどに職場での態度を変化させたのでは、業務に差し支えることも考えられます。
周囲の人に迷惑をかけないためにも、仕事とプライベートをしっかりと切り分けることが、院内恋愛では特に求められるのです。