No.65 キレイをキープ! 看護師のためのメイク崩れ対策
勤務時間が長く、勤務中は常に忙しく動き回っている看護師にとって、勤務中の「メイク崩れ」は悩ましい問題ですね。
特に気温や湿度が高まるこれからの季節は、汗や皮脂の影響でメイクが崩れやすくなるシーズンです。
出勤前にしっかりとキレイにメイクしたつもりでも、仕事が終わる頃にはメイクが崩れたり落ちたりしてすっかりお疲れ顔に……。
そんな困ったメイク崩れを防ぐためにできる対策についてお伝えします。
メイク前のスキンケアが重要!
メイク崩れ対策というと崩れにくいメイク方法にばかり注目しがちですが、実はメイクを始める前のスキンケアが、メイクの持ちを良くするための重要なカギとなります。
メイク崩れの主な原因は、肌から分泌される皮脂と汗です。
特に、皮脂の分泌が過剰になるとファンデーションのヨレやポイントメイクのにじみが生じる原因に。
皮脂は本来、肌の内側の水分を守るための天然のクリームです。
肌が乾燥していると、それ以上の乾燥を防ぐために皮脂の分泌が高まります。
気温が高くなるこれからの季節でも美容液や乳液をきちんと使ってしっかりと肌のうるおいを保つスキンケアをおこなうことで、過剰な皮脂分泌を防いでメイクが崩れにくくなる効果が期待できます。
ベースメイクは時間をかけて丁寧に
日勤でも夜勤でも、出勤前というのはどうしてもバタバタと準備に忙しくなりがちです。
メイクにかける時間をできるだけ短くして手早く済ませたいという方も多いのではないでしょうか?
特に、基礎化粧品から化粧下地、ファンデーションのベースメイクの工程は、ポイントメイクと比べて時間をかけたときとの違いが分かりづらいため、短時間でサッと済ませてしまいがち。
でも、これがメイク崩れの大きな原因になります。
化粧水を塗ってすぐに乳液、さらに化粧下地を塗って、まだ乾かない状態のままファンデーションを塗る……といった具合では、ベースメイクの肌への定着が悪く、崩れやすいメイクになってしまいます。
できれば1工程ごとに少し時間を置いてなじませてから次の工程へ進むよう、時間をかけて丁寧なベース作りを心がけましょう。
季節や肌質に合わせた基礎化粧品やファンデーションを選んで使うことや、コンシーラーを活用してファンデーションの厚塗りを避けることも大切です。
ポイントメイクはナチュラルに
看護師の勤務中のメイクは、基本的にナチュラルメイクでしょう。
あまり派手な色づかいや濃すぎるアイメイクなどは仕事の場面にはふさわしくありません。
また、濃いメイクほど時間の経過によって崩れが目立ちやすくなるものです。
ブラウンやベージュ系のシャドウなど、自然な色味のアイテムを選んで、厚付きになりすぎないよう自然に仕上げるのがメイク崩れも目立たなくするコツです。
汗や皮脂で落ちにくいタイプのアイテムや、仕上げのコート用のスプレーなどを上手に活用するのもポイント。
ただし、こうしたアイテムは落としづらいので専用のクレンジング剤などで丁寧に落とすことを意識しましょう。
メイク崩れを防ぐために心がけたい対策をご紹介しました。
ぜひ参考にして、出勤前のキレイを仕事中ずっとキープできるメイクに挑戦してみてくださいね。