No.137 女性看護師がストレスでホルモンバランスが崩れたと感じたら
夜勤や不規則な勤務、ストレスや仕事の疲れで「ホルモンバランスが乱れている?」と感じたことはないですか? ホルモンバランスが乱れてしまうと様々な症状が現れてしまいます。
今回はそんなホルモンバランスについてご紹介しましょう。
女性ホルモンってなんだろう?
女性ホルモンは「大脳」からの指令で分泌が始まります。担っているのは「視床下部」で、視床下部は常にホルモン量をチェックしています。ストレスや睡眠、食生活の乱れなどによって視床下部が不安定な状況になると簡単にホルモンバランスは乱れ、身体に様々な症状を引き起こしやすくなります。
ホルモンバランスの乱れによる症状
◎月経不順・生理痛・不正出血
ホルモンバランスが乱れると一番起こりやすいのが月経不順です。月経不順になってしまうと、生理がなかなかこなくなってしまったり、逆に月に何回もきたりします。
また、量が多かったり少なかったりするなど、様々な症状を引き起こし、生理痛も起きやすくなり、頭痛やイライラなどの症状が出る場合もあります。
◎自律神経失調症
ホルモンバランスと自律神経は大きく関わっており、ホルモンバランスが崩れてしまうと自律神経がおかしくなり、イライラ・興奮・不眠・便秘・下痢など更年期障害の症状が引き起こされます。
◎肌荒れ・乾燥・ニキビ
ホルモンバランスが整っていると肌も若々しく、ハリが保たれますが、ホルモンバランスが乱れることによって、肌荒れが起こり、老けて見られやすくなります。
ホルモンバランスが崩れるNG習慣
ホルモンバランスを乱れないようにするには、日常の生活習慣を見直すことが大切です。そんな、ホルモンバランスを整える上でのNGな習慣はいったいなんなのでしょう?
◎食生活の乱れ
食生活が乱れている場合には、ホルモンバランスも乱れやすくなります。ダイエットなど過度に肉や油、必要な栄養をとらない食生活の場合、エネルギーや細胞がうまく作りにくくなり、ホルモンも正常に作られなくなってしまいます。厳しい食事制限は、ホルモンバランスを整える点ではお勧めできません。
◎不規則な睡眠
看護師は不規則な勤務体制により、睡眠時間がバラバラになりやすいです。睡眠時間が乱れるとホルモンバランスも乱れます。ホルモンバランスを崩さないよう、できるだけ休日はゆっくりと過ごし体調を整えることに専念しましょう。
まとめ
ホルモン分泌の乱れを完全に防ぐことは難しいですが、長期間乱れたままの状態にならないように生活習慣を整えることがホルモンバランスを保つためには大切です。またストレスをなくすことは難しいですが、日々ストレスをためないように自分自身を大切にしましょう。