No.139 看護師の夜勤むくみ&コリ対策
看護師の夜勤でさらに立ち仕事になると、疲労もたまりストレスもついてくるものです。看護師はシフト制勤務のため不規則な生活リズムになってしまいます。院内での移動や物音を意識しながら小回りに動き回るその回数の多さで、疲れやすく夜勤明けだと顔や足がパンパンになっていたり、靴が履きにくいなど違和感を感じたりすることもあるかもしれません。
むくみ・コリの原因
むくみの原因となるのは睡眠不足や疲労ストレス、運動不足で筋力がない、血液を送り出す力が不足しているといった事とされています。それ以外にも、血行不良やリンパの流れが悪くなってしまったり、水分や塩分の摂りすぎなどといった、むくみの原因につながる諸事情が看護師という職業にはどうしてもついて回る現実があります。
むくみ・コリの解消は体内循環を意識しよう!!
体内の循環全体をよくして全身をすっきりさせましょう。ストレッチやマッサージなど簡単で休憩中にでもできるものがおすすめです。むくみを感じやすい箇所の順位と解消法を押えておきましょう。
【1位:足】体が疲れを感じやすい箇所は足のむくみと張り
- 足首から膝の裏にむかってリンパを流すようになで上げる。
- 太ももはひざ裏から太ももの付け根の前部にむけて流した後絞るようにマッサージし、椅子に腰掛け右太ももに左足をのせ足首を回すようにします。1回5回転を左右行いましょう。
- つま先立ちや膝を支えながらの屈伸運動も効果的です。
【2位:肩】肩コリなど身体のコリ
- 肩コリは9割が首のコリが原因
- それは首にはリンパの経路、血管といった大切な循環器官が集中する場所です。
- 首から肩にかけて気持ちいい程度の力でリンパを流すようにマッサージしましょう。
- 肩甲骨を動かすように腕をぐるぐる回すのもいいです。
【3位:目】顔のむくみ
- 目や口をすぼめたり大きく開いたりする。
- 頬を大きく左右上下に大きく動かす。
- 舌を思いっきり動かす。
それだけで顔のむくみもとれて小顔効果も期待できます。
【4位:首】鎖骨のくぼみでむくみの有無をチェック
- 脇の下に4本の指をあて、下からつかむようにゆっくりと息を吐きながら5秒かけて押す。
- 腕の外側を手首から脇下までさすりあげる。
- 両手で交互に耳の下あたりから肩先にむかってリンパを流す。左右各1分間
- 首を回すなどストレッチを心がけていきましょう。
【5位:腰】お風呂上がりで体が温まっている時に行なうことがポイント
- 前後に動かす・前にかがみ指先を伸ばすように後ろには両手で腰を支える。
- 両手で腰を支えて左右に傾けて動かす。
- 両手を軽く広げて腰を左右にひねる。
【6位:背中】意識的に動かさないと筋肉が衰えやすい
- 胸の前で両手を合わせ肘の高さもキープし、目線は真っすぐに前を見て動かさないように腰と肩甲骨を動かすイメージで左右にひねりましょう。
10往復で1セットとして取り組みましょう。
【7位:腕】生活習慣や体質、長時間同じ姿勢からくる疲れをほぐす
- 手指を動かす筋肉が緊張しがち、入浴後の体が温まっている時に行いましょう。
- 手の人差し指と親指の間のくぼみを片方の手の親指で10秒間押さえましょう。
- 肘から腕の付け根にむけて揉むようにマッサージしましょう。
夜勤の体調管理対策は看護師の基本
むくみも凝りも改善できる一石二鳥のリンパマッサージやストレッチなどを毎日の生活習慣として少しずつ始めていくのもいいでしょう。体に過剰な負担をかけずに軽い運動やエクササイズなど簡単で休憩中にでもできるのがおすすめです。夜勤の体調管理をしっかり行い、患者さんを力強くサポートしていきましょう!!
看護師として、無理なく働ける職場をお探しの際には、式会社メディカルジョブセンターまでご相談ください。