No.161 看護師の前髪は、オシャレにしても良いのか
最近の看護師さんには、髪の毛が茶色の人も見かけるようになりました。
しかし、基本的には、身だしなみにはきびしいようで、持ち場によっても「髪型には特に」気を付けているところがあるようです。今回は、そんなきびしい「髪型」について紹介していきましょう。
前髪に対するイメージは
看護師さんの前髪は、バッサリと短めにそろえているか、あるいは、長めにのばしていてヘアピンなどで綺麗にまとめて一糸乱れないような整え方と感じている方が、本人達や患者さん側も多いようです。看護師さんに求められるのは、笑顔ですが、やはり初見の印象では顔の印象で大きく左右されてしまいます。
患者さんは自分たちの処置や介護に清潔感を求めるのは重要になります。全体の印象は勿論のことですが、髪の毛には特に気をつけたいものです。
看護師の髪型にはどんなものがあるの
数少ない「オシャレ」にこだわりを持ち、様々な工夫でちょっとした変化を求めるのが「オシャレ」なのかもしれません。それでは看護師の髪型について紹介しましょう。
- 1)前髪パッツン
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前髪をそろえてバッサリと切る髪型は、短めに整えることで清潔感を出す印象があります。眉毛よりも長すぎるとかえって清潔感を失うことになりますので、手入れが必要になります。
- 2)髪の毛を中心から分ける(センター分け)
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センター分けは、昔風の女性の髪形のようですが、あまり見かけないといった貴重なイメージが、逆に「オシャレ」かもしれません。おでこが見えることによって、表情も明るく見えます。
- 3)前髪を斜めにまとめる
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前髪が長めの人には、斜めから流してヘアピンで止めることで、違った女性を演出できるでしょう。乱れることも少なく、長時間の維持が可能です。
- 4)ポンパドール
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伸びかけや長めの髪の毛を後ろの方に束ねてまとめることで、おでこが見えてすっきりとした清潔感を出すことができます。
- 5)おだんごヘアー
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全体的に髪の毛を後ろでまとめて、お団子のかたちで固定し布等でまとめます。清潔感はもちろんですが、おだんごをまとめるアイテムにも変化を持たせることによって、より「オシャレ」を感じる事ができます。
看護師の前髪の衛生管理
看護師の前髪は、入院患者さんだけでなく、手術の補佐をする場合にも特に注意が必要です。衛生的な管理として前髪が落ちたりすることは禁物です。長時間患者に接する時間が多く、身だしなみを整える時間は少ないかもしれませんができる限り髪の毛の管理には気を配りたいものです。
また、前髪よりも、おでこを見せることによって清潔感に対する印象は大幅に変わってくるでしょう。患者さんに看護師さんの表情を積極的に見せて安心させてあげてください。笑顔が見えれば患者さんにとってベストでしょう。
- まとめ
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看護師さんには、制約や決まりごとがたくさんあって大変ですが、その中でも前髪にちょっとした工夫を施すことで自分自身の気持ちが楽しくなり、接する患者さんも「良いことがあったのか」と共に喜んでくれるかもしれません。