No.276 すっぴんはNG!? ナースメイクで好印象を与える方法
看護現場で皆さんは、どのようなメイクを行っているでしょうか。マスクをしていると湿気や蒸れによって化粧崩れしやすくなるので、気になる方もいるでしょう。顔の半分がマスクで覆われているにしても、マスクと肌の摩擦やなかなかメイク直しができない点でメイクに悩む看護師さんも多いと思います。今回は好印象ナースのメイクについて見ていきましょう。
ナースメイクの基本
仕事中は、汗をかいてメイクが崩れやすいし、マスクをしたらあまり分からないしと言った理由から「面倒だしすっぴんでいいや」と考えている方もいるでしょう。しかし医療機関では、メイクの指導を行っている所もあるほど重要だと考えている場所もあるようです。
患者さんとの信頼関係のためにも、嫌な印象を与えないことは大切になります。好印象を与えるためには、清潔感がある事が大切です。清潔感があるという事は身だしなみを気にする事ができるという事なので、社会人としても信頼ができると言えるでしょう。
そんなナースに求められるメイクとは、どのようなものなのでしょうか。結論から申し上げますと「ナチュラルメイク」が基本です。看護師は清潔感に加えて「より健康的に見える」事が大切ですので、顔色が悪かったりすっぴんで目の下にクマがあったり、印象が悪いと患者さんに不安感を与えてしまいます。
ポイントを押さえたナチュラルメイクを心がけましょう。
肌全体のメイクポイント
ファンデーションをしっかり塗ってしまうと、濃いメイクに見られてしまいます。さらに厚く塗ると、時間が経つにつれてヨレてくるのも問題です。そこで普段多くの看護師が使用しているもので人気が高いのが、手軽なパウダータイプのファンデーションが上げられます。
このファンデーションの良い所は、お化粧下地を塗ったらその上に、パウダーファンデーションを軽くはたくだけでベースメイクが完了する点でしょう。時短で綺麗なナチュラルな仕上がりになるので「出勤前はできるだけ睡眠時間を確保したい」という忙しい看護師さんに適していると言えます。
さらに目のクマをカバーするには、コンシーラーを活用して隠すと良いでしょう。色むらやくすみのカバーをするコツは、化粧下地をしっかり付けてからパウダーファンデーションを薄く使うと素肌っぽく綺麗な仕上がりが完成できます。
アイメイクのポイント
長く濃いまつ毛は魅力的ですが、必要以上に濃くし奇抜な色を選ぶ事はプライベートだけにしておきましょう。医療現場でアイメイクのおすすめのカラーは、肌に馴染みやすいブラウンや淡いピンク、オレンジなどが効果的です。目元のくすみや疲れをカバーできます。
お湯で簡単に落とすことが出来るマスカラは手軽で人気がありますが、仕事中は避けた方が無難です。理由としては、お風呂介助をする場面でマスカラが落ち、目の下が真っ黒になってしまうからです。
マスクで隠れる部分のメイクについて
マスクで隠れてしまう部分について、メイクは必要なのでしょうか?
なかには見えない部分ということもあり、マスクの下はすっぴんの方もいるかもしれません。しかし、仕事中にマスクを外す場面は何度か有ります。
その際アイメイクはしているのに、口元がノーメイクだと血色も悪く不健康に見えます。それによって残念な印象を与えてしまうかもしれません。清潔感や健康的に見せるためにも、口紅をひく口元やチークを入れる頬の部分もナチュラルメイクを心がけましょう。
- ■まとめ
- 長時間勤務が多い医療機関の現場では、お化粧直しにおしろいの機能を備えた「紙おしろい」を使用するのも効果的です。忙しい看護師ですが、いつでも健康的で明るい表情になれるよう、今回の内容を参考にナチュラルメイク術を身に付けていきましょう。