No.5 看護師が太る理由。夜勤が大問題!? 原因から対処法を考えよう
「白衣の天使」というイメージが強い看護師は、病院に欠かせない人材です。
入院患者にとっては頼りになる存在であり、また、元気付けてくれる姿に癒しを感じる方も多いでしょう。
しかし、職業としての実態はなかなかに過酷です。
夜勤を挟んだ勤務時間が不規則であるために、看護師の多くは何かしら悩みを抱えています。
特に多いのが「太った」というもの。
アンケート調査では、実際に病院で務めている看護師の52%が「太った」と回答しました。
ストレスなく働くためにはこうした悩みの解消も重要な課題のひとつ。
原因から対処法を考えてみませんか?
なぜ看護師は太りやすいの?
調査結果から導き出された「太った原因」を具体的にまとめてご紹介します。
- ■ 太った原因
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- ストレス
- 不規則な勤務(夜勤)
- 早食い
- おやつ
第一に、看護師には夜勤があります。夜勤明けの空腹は睡眠欲を伴って暴走しがち。
休憩中にもおやつを食べて、勤務明けにはストレス解消の意味も込めてどんどん食べたいだけ食べてしまい太ったという方が多いようです。
ホルモンバランスが崩れて食欲が刺激され過ぎるせいもあるのでしょう。
また、「忙しい勤務でお給料を浪費するひまがないために、食欲の赴くままに食べたいものを購入できてしまう。これも肥満につながっているのでは」という意見がありました。
真夜中は本来睡眠に費やされる時間です。
人の身体には本能的にこのタイムテーブルが刻み込まれているので、夜間には食欲などを律する機能も低下すると考えられます。ある程度食欲に振り回されてしまうのは当たり前なのかもしれません。
対策を用意して職場に向かおう!
看護師になってから太ってしまった方や、太りたくないという方は職場に向かう前に対策を講じましょう!
とは言っても、急激に食べる量を減らしたり、無理に運動量を増やしたりすると身体に負担がかかり過ぎます。
余計なストレスから体調不良を引き起こしかねません。
そこで、無理なく体重をコントロールできるような工夫を考える必要があります。
例えば、休憩時間のおやつが欠かせない方はその内容を変えてみてはいかがでしょうか?
お菓子やおにぎり、パンではなく、野菜スティックやサラダ、あるいはスープ、おからクッキーなどがおすすめです。こんにゃくせんべいなども気軽に楽しめるはず。
深夜にはカップラーメンやポテトチップスが恋しくなるという声も。
ですが、特にこれらのジャンクフードは肥満リスクに直結しますので、なるべく避けてください。もしどうしてもラーメンを食べたくなったら、こんにゃくや豆腐を麺の代用品にしたダイエットメニューを利用することをおすすめします。
また、休日の工夫としてはカフェや居酒屋に出かけるのではなく、温泉地への小旅行などを積極的に行って、ストレス解消と癒しを同時に得られるように工夫しましょう。
自宅近辺で過ごすとどうしても日常のストレスを引きずってしまい、暴飲暴食してしまうケースが多いようです。
さらに、仕事中にもなるべく意識して身体を動かすようにするといいでしょう。
看護師の職務は筋力を必要とするものが多いので、想像以上の筋トレ効果を得られるはず。職場での評価が上がるうえに、気が付いたら体重まで減っているという、一石二鳥のダイエットになりますよ。
ぜひ勤務のスケジュールと併せてこれらの工夫を考えてみてください。