No.50 「看護師になって良かった」と感じるのはどんな時?
仕事の大変さや辛い部分が取り上げられることが多いのが看護師の仕事です。
それでも、看護師として働き続ける人たちは、やっぱり「看護師になって良かった」と感じているようです。
どんなときにそう感じることが多いのでしょうか。
実際に看護師として働く人たちからよく聞かれる声を取り上げてご紹介します。
(1)一生役立つ資格だと思ったとき
医師不足や看護師不足と言われる現在、看護師の免許を持っていることは就職先に困らないという大きな強みです。
妊娠や出産のために一度看護師を辞めても、子どもがある程度大きくなったときに看護師として復職しやすいのは大きなメリット。
また、家庭の事情などで転職しなければならない場合にも看護師としての就職先は多く、安定して働くことができるという声もよく聞かれます。
さらに、主婦として一般的なパートやアルバイトとして働く場合と比べて高収入を得られるのも魅力です。
万が一配偶者に何かあって働けなくなった場合や、離婚してシングルマザーになった場合などでも、看護師として自分が働いて稼いでいくことができると思えるのは、やはり大きな安心につながるようです。
(2)患者さんやご家族から「ありがとう」と言われたとき
看護師になろうと思ったきっかけは、やはり人の役に立つ仕事をしたいという気持ちからだという方が多いと思います。
患者さんやご家族から、心からの「ありがとう」の言葉をもらったとき、ケガや病気が治って笑顔で退院して行かれるときには「この仕事を選んでよかった」と改めて強く感じるものです。
体力的にも精神的にもキツイことが多い仕事だけど、だからこそ人から感謝されることに大きなやりがいや誇りを感じている看護師は多いはずです。
(3)医療や看護の知識が役立ったとき
看護師として身につけた医療や看護の知識は、プライベートの生活でも役立つ場面が少なくありません。
家族や友人など身近な人が、風邪やちょっとしたケガなどをしたときにはアドバイスや応急処置をしてあげることができます。
また、自分の子育てにおいても看護師としての知識のおかげで焦らずに対応できたという声が多いです。
ご家族の介護の際に患者さんに対する介助の経験が役立ったという人も。
ネット上などに健康や医療にまつわる情報があふれている現在だからこそ、正しい知識を持つことで振り回されずに済むのは医療従事者の強みだと言えるでしょう。
以上、看護師になって良かったと感じるタイミングについてよく聞かれる声をご紹介しました。
共感された方も多いのではないでしょうか?
自分が看護師として喜びを感じるのはどんなときなのかを改めて考えるきっかけになれば幸いです。