No.57 何を重視すべき? ナースシューズの選び方4つのポイント
看護師の仕事は立ちっぱなし、動きっぱなしが多いもの。
そんな仕事だからこそ、足元を支えてくれる「ナースシューズ」の選び方は重要です。
いろいろとこだわりがあるという方もいるかもしれませんね。
病院で指定されているナースシューズがない場合、自分で選んで購入することになります。
そんなとき、どんなところに注意して選ぶべきなのかポイントをご紹介します。
ポイント1:長時間立っていても疲れにくい
長時間の立ち仕事は、どうしても足腰に負担がかかります。
少しでも負担を軽くするには、できるだけ疲れにくいナースシューズを選ぶのが大切です。
ナースサンダルは疲れにくいと感じる人が多いようですが、最近は安全面への配慮からつま先の開いたサンダルタイプのナースシューズの着用を禁止している病院も増えています。
スニーカータイプやパンプスタイプなどを選ぶときに注目したいのは、靴底の厚みやクッション性、ヒールの高さなどです。
ヒールは高すぎても低すぎても腰に負担がかかりやすいので、自然にまっすぐ立ったときに楽に感じる高さが理想です。
ポイント2:通気性がよく蒸れにくい
足は意外とたくさんの汗をかくものです。
長時間靴を履きっぱなしの看護師は、どうしても足が蒸れやすくなってしまいます。
足が蒸れてしまうとニオイなども気になるところです。
少しでも蒸れにくくするために、ナースシューズはメッシュ素材などできるだけ通気性の良い素材やデザインのものを選ぶのがおすすめです。
ポイント3:自分の足にフィットする形、サイズ
自分の足の形やサイズにあったナースシューズを選ぶのも大切なポイントです。
足腰の疲れにくさにも関わりますが、締め付けが強すぎるナースシューズを履き続けていると、外反母趾や巻き爪などの原因になることもあります。
逆にサイズが大きすぎると歩きにくく、つまづきやすいなどの問題も。
きちんと試着して自分の足に合っているか確かめてから購入しましょう。
ポイント4:脱ぎ履きしやすい
病棟勤務では、介助や無菌室への入室などでナースシューズを脱いだり履いたりすることも多いです。
できるだけ手軽に脱ぎ履きできるというのもナースシューズ選びの際の一つの注目ポイントになるでしょう。
脱ぎ履きのしやすさだけを考えればスリッポンタイプなどが良いですが、脱ぐつもりのないときに脱げてしまうのでは困ります。
マジックテープで留めるタイプや、ある程度伸縮性のある素材など、着脱のしやすさも意識して選ぶと良いですね。
ナースシューズを選ぶ際に注目したいポイントを4つご紹介しました。
今のナースシューズがあまりしっくりきていないという方は、ポイントに注目しつつお気に入りを見つけてみてください。