No.125 ストレスがたまると危険~看護師の人間関係って難しい?
看護師の人間関係は、女性が多い職場なのでピリピリしているというイメージを持つ方もおられます。しかし、ポイントを押さえれば、女性の多い職場でも大丈夫です。看護師のいい人間関係を保つ秘訣をお伝えします。
基本はみんな疲れていると考えてみる
あの先輩怖いよな、あの人いつも不機嫌だよねなど思う人がいます。一般的に看護師の職場は夜勤や手術で疲れています。そのため、新人ナースや転職ナースはその疲れた雰囲気に対して、自分が問題なのかなと思いがちです。しかし、疲れているのなら、少しは受け入れてあげられるって思いませんか。
仕事上のミス~まずは自分が反省
もし、仕事のミスで怒られるなどすれば落ち込むでしょう。しかし、人を怒ることができる人は、それだけ自分にも厳しいということになります。一方で、ミスをしても怒らない人もいます。その人は、きっとミスをした人の気持ちも分かる人なのでしょう。どちらにしても、ミスをしたことには変わりないので、怒られたとしても怒られなかったとしても、ミスに対してはこのような気持ちで乗り越えていきましょう。
- 起こったものは仕方がない
- 必要以上に自分を責めない
- 次は同じミスをしない様にする
このように、自分が反省していれば、どんな怒りの言葉でさえ優しく聞こえるかも知れません。
怒りをストレス発散にしている人への対処法
しかし、細かなことで怒る人もいます。その人は、日ごろからストレスがたまりがちで、怒ることで小さなストレスを発散させているのでしょう。その場合、あまり関わらない事、そっとしておいてあげる事が必要です。こちらもムキになって対抗してしまうと余計にストレス発散の場を得たと思われてしまいます。特に先輩や上司の場合はなおさらでしょう。その場合、自分が悪い場面では素直に謝っておきましょう。また、自分が悪くないのに理不尽に怒られるなどの場合は納得できませんとはっきり言いましょう。先輩なら上司に、上司ならその上の上司に相談しますでもいいでしょう。理不尽な対応をしてくる人には、先輩、上司に関わらずきっぱりとした対応をすることがポイントです。
自分は引きずらない
もし、自分のミスであったり、理不尽なことで相手から避難やパワハラにも似た態度を取られるなどして謝ったり、きっぱりとした対応をした後で一段落ついたとします。その後は、何もなかったように引きずらない癖をつけておきましょう。こちらが覚えていると、それは以心伝心となり、相手も思い出してしまうからです。そうなるとまた悪循環になるというわけです。相手がひきずっている場合は時間が解決してくれると思い、自分の仕事に集中しましょう。理不尽な態度が治らない場合でストレスになってくるなどするのは危険です。ストレスがたまると仕事にも悪影響を及ぼすからです。
離職も視野にいれてみよう
もし、相手から理不尽な仕打ちが続く場合、転職も視野にいれる事もおすすめです。小さなストレスは、大きなストレスに変化してしまい、看護の仕事さえ嫌いになってしまう事もあるからです。人間関係が悪いのと、看護の仕事とは切り離し、看護師専門の紹介会社へまずはご相談されてみるのをおすすめします。