No.230 ナースの靴も身だしなみのひとつ!
看護師は、服装や髪型など、衣類の他にも人から見られているところが沢山あると思います。看護師として優先したいことは清潔感や好印象ですが、日頃目に付かない身だしなみの注意したいことについて、今回は靴について調べていきましょう。
看護師は全体的(信頼性を含め)な好感度が優先!
看護師は白衣の天使と言われるように、明るく清潔感があるイメージで、身だしなみや言葉遣いで病院の第一印象が決まると言っても良いと思います。仕事で衛生上、常に日々の身体や衣類を清潔に保つことは大事です。
言葉遣いは信頼に関わる
看護師の言葉遣いで患者が受ける印象はとても大きく、関係を構築していく上で重要になります。
医療知識が豊富で技術力が高い看護師でも言葉遣いや身だしなみの基本が出来ていなければ、患者さんの信頼を得ることはできません。特に初対面の患者と接した時に、相手に不快な印象を与えてしまうと一度与えた不信感はなかなか払拭できず、関係を改善しにくくなります。
看護師の身だしなみチェック
- ○制服
- 制服は白や薄いピンクが多く汚れが目立つ色なので、常に制服の汚れには気を付け、取れたボタンやほつれは清潔感が損なわれてしまうのでシワなどが目立ってきたら、クリーニングやアイロンがけをしましょう。
- ○ヘアスタイル
- 髪の色は黒が望ましく、茶髪であっても落ち着いたナチュラルブラウン程度が良いです。金髪などは髪が伸びてきた時に清潔感が損なわれてしまいます。髪の長い方は束ねて清潔感を出しましょう。
団子ヘアなどにまとめるとベストです。ゴムは黒か茶色など、髪色に合わせたものを使用します。髪の短い方は顔に髪がかからないように耳にかけるようにしてどうしてもかかってしまう部分はピンなどで止めると良いでしょう。 - ○メイク
- 濃い化粧は、きつい印象を与えてしまうので、薄化粧にして、優しい雰囲気を出します。眉毛は抜いたり剃ったりするのは控えて自然に眉を書くぐらいが良いです。アイライナーやアイシャドウなど目元は、あまり濃くなり過ぎないようにします。口紅は派手な色や光るグロスは控え、自然な色か無色のリップを使うと良いでしょう。
ファンデーションは濃く塗ると、不衛生に思われますので薄塗りが良いです。また、ノーメイクは不健康な印象を与えます。 - ○爪
- 患者に触れる機会が多いため、長い爪だと引っかかって傷つけてしまう恐れがあり、衛生的にも良くないです。つけ爪や派手なネイルは避けて短く切り清潔感のある手元を心がけましょう。
- ○脚
- 靴は医療機関で指定されているサンダルやナースシューズを使用し、ストッキングは肌色に近い薄いベージュが良いです。履く前に伝線や穴が開いてないかソックスをチェックしましょう。
- ○アクセサリー
- ピアスやイヤリング、ブレスレット、指輪は基本的に禁止ですが、結婚指輪や時計は病院によって認めているところもありますので、職場の規定に従いましょう。
患者さんの処置では外し、香水、香り付きヘアスプレーなどの香料は付けないようにしてハンドクリームや制汗剤などは無香料のものを選びましょう。 - ○ナースシューズ
- つま先が出ていない靴や、できれば運動靴の方が移動の多い看護師にとっては歩きやすく疲れにくいという利点があり、針などが落下してつま先に刺さってしまうのを防ぎます。
スリッパのようなつま先やかかと部分が開いたナースシューズは針刺しの危険があるため使用せずに、高すぎると歩きづらくなりますので低い歩きやすいものにして靴下は白色か、目立たない色にします。- スニーカーのタイプ
一番利用率が高く効率的な靴です。動きやすくて、フィッティングの性能が高く、疲れにくいのでお勧めです。 - かかとが踏めるタイプ
フィッティングが低い場合が多いので疲れやすくなります。 - サンダルタイプ
事務的作業には適しますが、動き回る場合の看護師には不向きです。動かない場合は楽ですが、フィッティングが悪くて疲れやすいです。
- スニーカーのタイプ
- ■まとめ
- 医療機関では、基本的に言葉遣いや制服を清潔に保つことが看護師の身だしなみとして好感のある印象が持てます。良くない部分を作らないように気を付けることが好感の持てる看護師の身だしなみになります。仕事で使う靴においては、ファッションよりも実用性を重視することが望ましいです。