No.39 そんな理由で!? 思わずイラっとするナースコールあるある
患者さんと看護師をつなぐナースコールは、患者さんが看護師の助けを必要としているときのために欠かせない装置です。
別に、緊急事態ではなくても必要なときにはいつでも押していただいてかまわないのですが、中には「そんなことで!?」と言いたくなるような理由でナースコールを押す方もいてイラッとしてしまうこともありますよね。
今回は、そんな思わずイラッとしてしまうナースコールあるあるを集めてみました。
(1)確かに鳴ったのに「呼んでない」と言われる
ナースコールが鳴ったので患者さんのところへ行ってみたら「呼んでないよ」と言われてしまうケースです。
間違いかな? と確認するとしっかり記録に残っています。
しばらくするとまたナースコールを鳴らして、「呼んでないよ」と繰り返すことも多く困ったところです。
さみしさからいたずらしてしまうのか、何か伝えたいことがあるのか……。
察してあげたいところではありますが、忙しいときにはやはりイライラしてしまいますよね。
(2)自力でできる雑用を頼まれる
「布団がずれたので直してほしい」
「そこのリモコンを取ってもらえる?」
「ちょっと暑いからエアコンをつけてくれない?」
などなど、正直、「そのぐらい自分でやって!」と言いたくなるようなことでナースコールを鳴らす患者さんも少なくありません。
身体を動かすのが大変な方ならしょうがないですが、明らかに自分でもできることのために呼び出されるのはやめてほしいものです。
(3)話し相手を求めてナースコールしてくる
「今何時ですかね?」
「なかなか眠れなくて……」
など、特に用事もなくただ話し相手を求めてナースコールをしてくる患者さんもいます。
入院中でさみしいのはわかるのですが、こうしたコールが頻繁だとやはりイラッとしてしまいますね。
特に用事がないナースコールや、看護師が駆けつけるまでもない理由でのナースコールには誰でもついイラッとしてしまうものです。
そうしたコールをする患者さんはだいたい決まった方で、何度も繰り返すのが困ってしまうところですよね。
だけど、「あの患者さんのコールだから、どうせまたいつものだな」などと思ってしまうのは危険です。
もしかしたら今度は本当に必要があってコールしているかもしれません。
イラッとすることも多いですが、「あるよねー!」とネタにするぐらいの気持ちで笑い飛ばしていきましょう。
そして、日々のナースコールには常に緊張感を持ち続けて対応することを忘れずに。